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2013年10月22日 (火)

井山裕太の大三冠と税金

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私の個人的な「ぶどうマラソン三冠」という小さなお話から
囲碁の井山裕太棋士の「大三冠」の大変大きなお話。

囲碁歴40年を誇る永年のファンとしてはこれを語らずには
いられません。

先週、ついに名人位を山下敬吾名人から4勝1敗で奪取しましたね。
最終局は私もネット中継を見ていましたが、すばらしい局でした。
劣勢だった局面から勝負手を放ち、見事ひっくり返しました。
まさに今一番「打てている」棋士ですね。


囲碁を知らない方のために、「大三冠」というのは、
タイトル戦で最高賞金の三大タイトルを
すべてに勝つことをいいます。

具体的には
棋聖戦  優勝賞金4200万円
名人戦  優勝賞金3700万円
本因坊戦 優勝賞金3200万円

すべて取るとなんと1億1100万円ですね。
ゴルフの女子プロなら軽く賞金女王!


他にもタイトル戦が4つあって、
十段戦  優勝賞金1400万円
天元戦  優勝賞金1400万円
王座戦  優勝賞金1350万円
碁聖戦  優勝賞金 777万円

これだけあるのですね。
現在井山名人は十段戦を除く「6冠」達成しています。
あとこれに、もし十段戦をまた取り返すと、夢の「7冠」達成!!
すごいですね。
全部のタイトルを取ると、なんと1億6027万円!!

ゴルフの男子プロでも軽く賞金王です!!


ここで囲碁のうんちくを言う前に、
どうも商売柄、つい税金のお話・・・。すいません。
ではここで、1億6027万円も稼ぐと
税金はいったいどうなるのでしょうか。

井山名人は他にもNHK杯など棋戦で活躍しているし、
所属の関西棋院から給料ももらっているから、
他にも当然収入はあるでしょう。

でも経費が問題ですね。
プロ棋士は、実はほとんど経費がないのですね。

タイトル戦の移動も、ハイヤーがあてがわれていたし、
自腹の経費はすくないのでしょうね。
よく問題になるのは、衣装代くらいでしょうね。
多少は認められるかもしれませんが、これも大したことはないでしょう。

青色申告にして奥さんを専従者に・・・という古典的な節税策も
奥さんも将棋のプロらしいし。
困りましたね。予想されますが経費はあまりなさそうです。
他の収入が1000万円あって、仮に諸経費と所得控除で1000万円と
すると、所得は1億6027万円!
さて税金はいくらでしょうか?

計算すると
所得税6116万円 住民税等2386万円!

なんと税金で8502万円ですね。半分以上もってかれます。
あと計算しませんでしたが消費税も・・・。

税金は確かに大変でしょうけど、ゴルフの石川遼選手みたいに
あまり無理した節税なんか考えてほしくないですね。
彼はお金の事考えすぎて、すぐ弱くなってしまいましたから・・・。(内緒)


CMでも何でもバンバン出てもらって、大いに稼いでください。
囲碁界のためにも、もっと世界戦でも活躍してもらって
税金もキッチリ払っていただき、
少年少女に夢を与えるプロ棋士にぜひなって欲しいですね。

それこそ、若手育成のためのNPO法人でも設立して
多額の寄付くらいしていただいたらどうでしょうか!?


「7冠達成」が本当に今から楽しみです・・・。

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