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2013年10月23日 (水)

「競争力」三木谷浩史・良一著 その1

Rakuten_2


楽天のパリーグ制覇に因んで、楽天シリーズ開幕です。

楽天の三木谷社長の本はずいぶん前に取り上げましたね。
楽天の創業時からの苦労話など結構参考になりました。こちら

今や日本経済をけん引する若手経営者の一人ですからね。
2012年12月に発足した第二次安部晋三内閣で、
いわゆるアベノミクスの「産業競争力会議」のメンバーにも
若くして選ばれたのですね。

その提言書が2013年6月に取りまとめられました。
ところが、どうやらこの会議のことはあまりニュースにも
出てこなかったのです。
どうしてか?
これを読むとよく分かります。

当初この会議では民間議員4人でスタートしたのですが
最後は10人になったそうです。その増員されたのが官僚サイドの議員。

始めは「規制改革」を旗印に民間主導で、抜本的な策を
打ち出すつもりだったのが、結局は「官僚につぶされた」のが
実態だったみたいです。

その時、同時に三木谷社長が取りまとめたのが、
「Japan Again」という提案書。


彼はよほど悔しかったのでしょう。
経団連に対抗する組織「新経連」も作り、この提案書とその考え方を
もっと世に問いたいと考えたようです。
それでこの本は出版されたのです。


三木谷良一氏とは、三木谷社長の実父です。
知らなかったのですが、神戸大学経済学部教授だった方で
日本金融学会の会長まで務められた経済学の権威。

提案書が「握りつぶされかかった」4月から7月にかけて
その親子対談を17回にも及んで行ったそうです。
その父との対談集となっていますから、実に読みやすいです。

ただ構成上、「Japan Again」という提案書を
解説するような本ですね。

途中経済用語の難しい単語「シュンペーター」とか「ケインズ」など
いろいろと出てきます。

「親子でこんな経済学の難しい議論をしているのか・・・」

妙に感心してしまいます。
「こんな博識な三木谷社長はさすがだな・・」

そう思うかもしれませんが、個人的な見解なのですが
「オヤジさん」との難しい経済論議は「読み飛ばして」
三木谷社長の「言わんとしていること」を追っていくと
すっと理解できます。


彼のいう「日本の進むべき方向性」をご紹介していきましょう。

「楽天の日本一」を祈りながら・・・。
(私は巨人の星の時代から巨人ファンですが・・・)

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