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2013年9月13日 (金)

稲盛和夫最後の闘い その7

2011年3月期の営業利益1884億円
2012年3月期の営業利益2049億円
JALは稲盛氏らの力で、見事なV字回復で、再生しました。

誰もがこうなると予想できなかったでしょう。
経営破たんしたときに、100%減資、つまり
「株が紙切れ」になった会社ですから。

でもマスコミから、今でも「政府にエコ贔屓されたから再生できた・・・」
よく言われますね。

つまり、破たんしたときに、法的整理として5000億円もの
「借金棒引き」、さらに企業再生支援機構から3500億円の支援。
更には会社更生法により、破たん処理に伴う繰越欠損金の
「9年間もの相殺」で、今後3000億円もの納税が免れるという超優遇措置です。
(そのための税制改正があったという噂もあるくらい)

特にライバルANAからは強烈なパッシングを受けていますね。
「JALはズルイと・・・」

まあいろいろあるのでしょうけど、中小企業経営者のための
「稲盛氏の経営学」の観点からご紹介してきました。
参考になりましたでしょうか。


最後にもっと「稲盛経営学」を極めたい方に特別情報。
「盛和塾」というのがあるのをご存知でしょうか。こちら

今から30年も前から続く、稲盛氏の私塾です。
全都道府県に全部で54の塾、会員6300人。
「日本最強のビジネススクール」
と言われます。

本気で稲盛経営学を学びたい方には最適でしょうね。
「アメーバ経営」の勉強会もあります。

ただ誰でも入会できる訳ではありません。
会費もそれになりにしますし、入会すると過去の書籍を
全部購入することを強要されます。
ざっと最低でも100万円以上はかかるのでしょうか。

私も過去本気でここで勉強したいと思ったこともあります。
私も「稲盛教の隠れ信者」ですから・・・。


ただ盛和塾の内容をよく知りたい方には、
個人的にこの本をお勧めしておきます。

Kousite

私もこの本はたまに、読み返します。
盛和塾の講義録が書籍化されたものです。

読むと年商5億から100億くらいの優良企業、
それも2代目か3代目の経営者の悩みに対して、
稲盛氏が誠実に答えられています。

中小企業のオーナーの悩みに、

「稲盛氏ならどう考えるのだろう。どうお答えになるのだろう。」

そう考えながら読むと、実践的稲盛哲学(フィロソフィ)の習得に
つながります・・・。

JALのようにV字回復されたい経営者の方にも
お勧めしておきましょう。

(ガンバレ JAL シリーズ おしまい)

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コメント

吉田さん

こんにちは。

吉田さんのブログ毎日たのしみです。

マラソン以上に本の記事がとても興味深いです。
解説が上手すぎて、本を買う気がおきないくらいです。

稲盛氏に関する記事の内容を毎回読ませていただいてちょっと違和感があったんです。
でも今回政府のからの公的資金等の件、きちんと解説があったので
さすがだと思いました。

JALの公的支援をバックにした値下げ攻勢で健全な経営をしてきたANA
の経営を圧迫している件、苦々しく思っていました。

個人的には、JALの事故に巻き込まれて緊急着陸した経験があり
そのときのCAの対応の横柄さとそうけんび茶一本渡されておわりという
トンでもない企業だと思いました。

その後倒産したときは自業自得だと思いました。

カワナさん

いつもコメントありがとうございます。
今回は「過大に」お褒めいただき恐縮です。

JALでそんな体験をされたのですか。

稲盛さんも最初書いてありましたが、本人自身JALが嫌いだったそうです。
でもそんな企業を再生させたのは、やはり稲盛さんの器量の大きさですね。

これからもよろしくお願いします。

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