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2013年9月26日 (木)

破綻―「バイオ企業・林原の真実」林原靖著 その5

これは大事なお話なのですが、「天下の金融庁」の方針で
粉飾があると銀行は、自動的に格付けが落とされるのですね。

ですので、いままで「無担保で」いくらでも借りられた林原に
初めて不動産に担保がつけられたのです。

さらに、これもオーナー一族に「初めて」個人保証が要求されたのです。
これを聞いただけで、林原はいかに優遇されてきた会社か分かるでしょう。
無担保無保証で際限なく借りられる企業だったのです。
普通の中小企業では考えられないことなのですね。

しかし、この「粉飾」ということは、この本を読んでいると
あとから「過大にリーク」されたことのように感じています。

やはり、銀行は知っていたはずなのですね。

「支店長がそれを知ったとたんに、腰を抜かすばかりに驚いた・・・」

「そんな訳ないだろう・・・」

そう思ってしまうのですね。


「半沢直樹」で親友の近藤が、銀行からタミヤ電機に出向したように
中国銀行からいくらでも人材を送り込んでいたと思うのです。
優秀な近藤はすぐ「粉飾」を見破りましたが・・・・。

しかも、ここは非常に大事なところなのですが、
分かる方なら

「これは商法違反だろ!」

そう思うはずなのですね。
「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」
(通称、商法特例法)というのが、2006年まであって、

「資本金が5億円以上か負債が200億円」の会社は必ず監査を受けなければ
ならなかったのですね。

こんなことは銀行なら「当たり前だのクラッカー」でしょう。
(すいません。古いギャグ)

ましてや1300億円もの負債です。
バブルの頃は1600億円もの巨額の負債・・。
いかに決算書何て見ないで貸していたかという実態なのですね。
まあバブルの頃は総資産時価で3000億円とか4000億円とまで
言われた超リッチ会社でしたから・・・。

「今さら粉飾何て取り上げるのかよ・・・」

そうこの筆者は言っているようなのですね。
まともな銀行なら、法律を盾に
「監査を受けなさい」とか
「監査報告書を提出しなさい」

といったでしょう。
少なくとも担当者が「半沢直樹」だったら・・・。

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