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2013年9月 6日 (金)

稲盛和夫最後の闘い その3

稲盛フィロソフィ(哲学)は非常に道徳的です。
「利他の心」
という「噛めばかみしめるほど味のある」言葉もありますが
ほとんどが道徳的で、難しくもなく容易な言葉なのですね。

3年間に稲盛氏を取り上げてから、いろいろ書籍を購入してみましたが
ほとんど同じようなことを言っているものばかりです。
「稲盛教」といったら言い過ぎかもしれませんが、
宗教のように思う方もいるでしょう。


しかし相手のJALの経営幹部は、高学歴でプライドが高い人ばかりだったようです。
当初は、この「稲盛教」がまったく受け入れられなかった。
それでも、この稲盛氏の標語を分かりやすく解説した「フィロソフィ手帳」を
全社員に持たせ、必死の努力・・・。

結局、経営幹部を説得するには半年かかり、全従業員に受け入れられるまで
1年もかかってしまったのですね・・・。
2011年4月から、羽田空港の倉庫に手作りの教室を作ったそうです。
稲盛フィロソフィを学ぶための教室です・・・。


稲盛氏はなぜこのような行動をとったのでしょうか。
JALは破たんした企業です。
稲盛氏は
「全社員が本気にならなければ再建はできない」
そういう信念だったようです。
そのために破たんして「茫然自失になっていた」社員の心のケアから
入ったのです。


稲盛氏が従業員の心をとらえた「大事な言葉」があります。

それは
「従業員の幸福が第一の目標」
これを最初に掲げたのですね。
実は、この言葉は稲盛フィロソフィの大事なキーワードです。

JALがなぜ破たんしたのかといえば、簡単にいえば「JALの高コスト」体質が
その理由ですからね。
そのためには、社員の待遇を含め、あらゆる場面で大ナタを振るわなければ
ならないのです。
それを知っている従業員としては、そこが一番気になっているところですから。
いつリストラされるかもしれない会社では、
本気で頑張れないですからね。

稲盛氏は、役員と従業員の心を育てることに、
膨大な時間を費やしたのです・・・。

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