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2013年8月27日 (火)

「半沢直樹」絶好調!

Hanzawa_2

読みが当たりましたね。
今年一番の大ヒットドラマとなりましたね。

池井戸ファンとしては、毎回放映の都度、いろいろ書きたかったのですが
ネタバレになってもは申し訳ないと黙っていたのですね。

特に前半の大阪編は当然「オチ」も知っていましたからね。
もういろいろ「ツッコミ」どころ満載でしょう。
ただ、ノンフィクション・ドラマということで楽しめばいいのではないでしょうか。
合併銀行のモデルはやはり「三菱東京UFJ」か?
それとも「三井住友」か「みずほ」か・・・なんてつまらない詮索せずに・・・。

ただ税理士らしい、私しかしない「ツッコミ」を。
ドラマのテロップ眺めてたら、「税理士監修」って方がいるのですね?

「何だそれ?」

これだけは「ツッコミ」たくなりましたね。
国税ドラマとは最近では日本テレビの「トッカン」なんてありましたが、
あれも「税務監修」がいました。その前の「ナサケの女」も。
国税局のOBの方でしたね。
「税務の監修」なら意味分かりますが、「税理士の監修?」
まあ、若い税理士がやっているらしいので、これ以上ツッコミません・・・。


そんなことより、今週の第6話ですばらしい「名場面」ありましたね。

半沢直樹が、大和田常務とやりあう場面です。
半沢が常務に対して

「あなたにとって、目指す銀行とは何ですか?」

普通のサラリーマンなら、会社のナンバー2の方にあそこまでは
絶対言えないはずですね。もう言った瞬間に席がなくなりますから。

「日本経済のためにメガバンクとは・・・」
と真面目に答える常務に対して、

「銀行何てただの金貸しでしょ・・・」

実にカッコイイ!
今度銀行の担当者に言ってみたい「セリフ」ですね。


「だからこそ、しっかりした目で企業を見て、貸した以上
責任を持たなければならない。」

「派閥争いや競争することも結構だけど、銀行が生き残るためでなく、
国民のための銀行でなければならない。」

「上司や組織のために働くのではなく、国民のために働く。」

「真剣に仕事をしている中小企業の生活を踏みにじる権利は
銀行にはない。」


すばらしいですね。
元銀行員、池井戸さんの銀行への強烈な批判ですね。
現役銀行員はどんな思いでこのセリフを感じるのでしょう。


こんど会社の顧問税理士として、銀行から試算表を要求されたら

「御行が金融庁検査で困るでしょうから、私が『疎開』しておきます。」
って言おうかと・・・!??


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