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2013年7月10日 (水)

「半沢直樹」ついに登場!!

Hazawa_2


日曜日はアップした様にウィンブルドンをみていたものですから
ようやく録画で見ました。

面白かったですね。予想通りです。
視聴率も高かったそうで、見逃した方のために
再放送も急きょ決まったそうですね。

実はこの原作も以前取り上げていたのですね。こちら
またうれしいですね。
今月から公開された「奇跡のリンゴ」もそうでしたが
私が取り上げる本はプロデューサーが必ずチェックしている
のかもしれませんね?

原作を詳細に知っていいるので「ネタバレ」になるので
内容には触れません。

バブル入社の銀行員「半沢直樹」
これが実にカッコイイのです。
まさに当時はこういう真の「バンカー」がいたのですね。

ただ時代背景として、バブルが崩壊して、銀行は不良債権にあえぎます。
最終的には、金融庁が誕生して、銀行再編が進み、
結局はすべて金融庁の単なる「下部組織」になってしまったのですね。

そのあたりの銀行小説の第一人者である「池井戸潤さん」の
お得意とするところ。

そういえば、この背景も先日ご紹介した「粉飾の本」にも
書いてありましたね。こちら

「銀行は顧客の方を向いて仕事していない。
支店長が見ているのは本店だけ。
次長や課長は支店長のご機嫌取りに汲々としているだけ・・・。」

そうなのですね。
真のバンカーがいなくなり、「単なる金融庁の手先の行員」ばかりに
なってしまった、まさにそういう実情を描くのが
池井戸さんは実に巧みなのです。

さらに可愛そうな銀行員の実情・・・。
新居を買ったとたんに転勤。
社宅内でも上司家族へおべっか使う・・・。

今回のドラマでももう出てきましたね。
こういうドラマ続けると銀行の就職志望者が減りますよ・・・。


ただ最後に一点ツッコミ。
国税の銀行への調査(査察?)の場面が出てきましたが、
「コピーしたことによって、コピー機に残ったデータから
情報が漏れる・・・」
なんてことはないと思いますが・・・。
今時の調査官はコピー機くらい持参してきますね。
もしくはデジカメも多いし・・・。

まあそんなことはどうでもよいですが、
日曜日の夜の楽しみができました・・。

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