e-Gov(イーガブ)ついにデビュー!
この時期、経理の方は非常に忙しいのですね。
労働保険料の納付、社会保険の算定、源泉所得税の計算・・・。
これらすべてが7月10日までが期限ですからね。
忙しいからこそ、少しは楽になるかと思い、
e-Gov(イーガブ)を初めてやってみました。こちら
普通の方はe-Gov(イーガブ)は、多分ご存知ないでしょうね。
e-Gov(イーガブ)とは、電子政府の総合窓口、つまり何でも電子で
申請、申告等できるシステムだそうです。
税理士としては、電子申告というのが日常になってきましたから
まあ、こういう「ハイテク申請」もどうしても使わざるを得ない時代
なのでしょうね。
やってみたのが「労働保険料の納付」
会計事務所としては、よくお客さんの労働保険料の計算をして
さしあげることがあります。
でも結構面倒なのですね。
何で面倒か分かりますか?
給料を4月から3月の「役所に合わせた年度ベース」で
計算し直さなければならないのですからね。
なんで「カレンダーベース」で、つまり「1月から12月まで」で
計算しないのか?そう不思議に思いませんか?
住民税申告のために「カレンダーベース」で、一度計算したものを
また計算し直すのですから・・。
まあ、「お役所的発想」の典型だと前々から思っていました・・・。
さて、e-Gov(イーガブ)なのですが、
やってみると意外に簡単でした。
チェックボタンがあって、間違って入力すると親切に教えてくれます。
最後に「署名」するところが迷いましたが、電子申告と同じです。
「送信」も簡単で、ただ「納付はどうやってやるのかな?」
と心配でしたが、
ペイジーの番号が通知されてきて、これは慣れたもので、
ネット銀行から瞬時に終わりました。
別に、「電子政府」の回し者ではないですが、
実に「簡単、便利」ですね。
では最後に、このe-Gov(イーガブ)をもっと推進させたら
強烈な行政改革ができるのでしょうね。
前に、「国税庁と社会保険庁を統合して歳入庁に・・・」といっている
政党がありましたが、まさにこれでしょうね。
国民の利便性考えたら、これは理想の政府です。
すべて同じ役所に同じシステムで、申請、申告、納税できる・・・。
労働保険料など、同じシステムで申請でき、
同時に給料額も申請できたら
社会保険算定までも「一気通貫」!
理想としては住民税もこれですべて申告できたら、
全国市区町村の税務課もいらなくなります・・・。
一部の利権団体(社会保険労務士会と税理士会あたり?)からの強烈な反対と、
霞が関の縄張り争いと役所の抵抗勢力で大問題になるかもしれませんが
役所の人件費と徴収コストの「天文学的」削減になりますね・・・。
これは、新政府と新厚生労働次官に、ぜひ期待しましょう!?
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コメント
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お世話になります。とても良い記事ですね。
投稿: フェラガモ アウトレット | 2013年7月29日 (月) 01時13分
コメントありがとうございました。
投稿: 吉田信康 | 2013年7月29日 (月) 14時17分