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2013年6月28日 (金)

不格好経営(DeNA創業者 南場智子著)その4

ではそろそろ、私の良く言う「決め台詞」をアップして
終わりましょう。


「グーグルの誕生は1998年、吉田信康税理士事務所の誕生と同じです」

これに今回はこれが付け加わりますね。

「サイバーエージェントは1998年、DeNAが1999年」


本当にたかだか14、15年しか経っていないのです。
それなのに、グーグルは言うまでもないことでが、
サイバーエージェント、DeNAともに
売上1000億円企業になったのです。

2000世紀の「日本古来の」大企業では想像もできない
スピードで大躍進したのですね。
インターネットという「新産業革命」、「情報革命」により
新たな市場が創造されたからですね。

でも両社とも、この1ヶ月あまり、私の熱心な研究成果で
お分りの通り、地獄の苦しみを切り抜けているのです。
両社とも確かに素晴らしい経営者だとは認めますが、
普通の中小企業とそれほど差はないのです。
1000億企業になるか、中小企業で終わるか、
どこに差があるのだろうと何度も読み返しました。

「紙一重の差」といったら失礼でしょうか。


では、「サイバーエージェントとDeNAの差は何だろう?」
どう思いますか?
私なりに思ったのは、
「組織力と知名度」
ではないかと感じました。

南場氏は人の育て方が実にうまいと感じました。
そのうまさが、この本から溢れてくるのです。
この本を読んだ部下なら誰でも感動するでしょうね。
若干、社内的な「ヨイショ」と将来的な「リクルート」の意味が
ある本ではないかと正直思ったくらい・・・。


「知名度」というのは、お分かりの通り、
ベイスターズの買収ですね。
楽天を例に上げるまでもなく、プロ野球球団を持つことで
日々名前が出ますからね・・・。

DeNAはこれからどうなるだろ?
南場氏とともに期待を込めて感じますね。
売上4000億を目指すと書いてありましたが、
さらに「グーグルやアップルを越えたい」とまで・・・。

確かに「日本初」の企業がなかなか世界の頂点に
たどり着けていないのですね。
ユニクロが先かDeNAが先か・・それともサイバーエージェントか・・・。


DeNAに期待し、これからも応援していきましょう。
でも最後に言いますが、
私は半世紀にわたる熱狂的な巨人ファンです。残念!!

(がんばれ ベイスターズシリーズ おしまい)

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