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2013年6月 5日 (水)

400万企業が哭いている (石塚健司著) その1

私がここでサッカーの話題を振っても誰も読まないでしょうから、
真面目な書評をご紹介。

400man


作者石塚氏は産経新聞の記者です。
司法関係が専門、検察問題によく関わっている方で、
「特捜崩壊」など、検察批判を永年行っています。
その第三弾の本。


ただ検察の問題をこのブログで、あまりスポットを
あてたくないのですね。
個人的に検察のやり方を批判しても、
仕方がないと思うからなのですね。

議論したいのは、ずばり「粉飾」についてです。
この事件は、粉飾をして融資を受けてしまったことにより、
逮捕されてしまった事案なのです。
しかも実刑をくらってしまった・・・・。
もうそれを聞いただけでビックリしてしまいますね。

経営に役立つかどうか分かりませんが、
全国400万社ある中小企業のうち、8割か9割は赤字だと言われています。
その多くは粉飾をしているとまで言われています。
どうしてかというと、黒字でない企業は
銀行から融資がおりにくいという事実が
あるからなのですね。

「中小企業の顧問税理士なのだから、そんな実態は知っているだろう!」

まあそういわれてしまうかもしれませんね。
「粉飾はなぜ存在するのか」
という大変哲学的な本でもあるのです。
この本を先月読んで、かなり考えさせられました。

こんな重要な裁判が続けられていながら、
ある意味一方の当事者でもある?税理士会で話題にも
上っていなかったように思います。
私もたまたま雑誌の記事で発見したくらいですから・・・。


実はこの本の類書に、佐藤真言著「粉飾」というのも
最近出版されていたのですね。
この二冊を何度も読んでみるとことをお勧めいたしますね。

ただ、最初に残念なことをいいますが、
粉飾に関わった登場人物3人は、最高裁まで争ったのですが、
先月5月末で、刑が確定してしまいました。

なんと懲役2年4か月。
執行猶予もつかない実刑です・・・。
衝撃の事実です。


これまったく新聞報道もされなかったのですね。
私が取り上げるしかないのでしょうか・・・。

少し「粉飾」について真剣に考えてみてください。
そうでなければ、この登場人物があまりにも
かわいそうすぎるからです・・・。

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