「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その6
2012年11月1日に「俺の株式会社」が、新たに設立されました。
まさに上場公開を視野に入れてのことです。
「2013年10月の決算では月の営業利益が2000万円を
越える」と予想しています。
すごいですね。まさに急成長ですね。
「早くて2014年10月にはIPO」と言っているくらいですから
鼻息はかなり荒いですね。
本当にわずか数年で上場公開にまでもっていけるのでしょうか。
この快進撃がどこまで続くか、業界の方々は戦々恐々なのでしょうね。
雑誌やWEBなどでは、
「ブックオフが上場したときにストックオプションで一億もらった
社員がいた・・・」
そんな話をしながら、安田常務が「三ツ星シェフ」を勧誘していると
書いてありましたね。
かなりきわどい「勧誘トーク」だと思いますが、どうなのでしょうか?
立ち飲み屋さんがわずかそんな短期間で上場まで
持って行けるのでしょうか?
最後に気になったことを。
ブックオフが急成長したときに、新刊書店が大打撃を受けたのですね。
古本の流通マーケットを新たに開拓した坂本社長の
偉大な功績は確かに認めます。
しかし、一方で既存ビジネスにも莫大な影響を与えたのですね。
事実この本にも書いてありましたが、
「ブックオフが500店舗にまで拡大したとき、新刊書店が500店舗潰れた・・・」
「そのことに対してかなり攻撃を受けた」と。
新たに市場創造するということはそういうことなのですね。
今回、そういう「生き証人の」坂本社長が、
新たな飲食店業態を作ろうとしています。
「俺の」シリーズのお店が出来ればできるほど、
既存の飲食店も淘汰されていくのでしょうか。
回転率を上げるということは、他店の客がその分奪われるということ
なのでしょう。
「歴史は繰り返される」とよく言います。
スーパーが台頭したおかげで古くからの商店街が淘汰されました。
まさにあれと同じです。
新しい飲食店形態ができることにより、
そんな危惧も少なからずしています。
今後この「俺のシリーズ」に目が離せませんね。
一度飲みに行きたいと思っています。
しかし、個人的には吉田類さんが通っているような、
昔ながらの「赤ちょうちん」が私はやはり好きです・・・。
(すいません。最後にコアなネタ・・・ こちら
写真は新高円寺のご存知「焼き鳥 屯」)
(がんばれ 俺のシリーズ おしまい)
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