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2013年5月29日 (水)

起業家(藤田晋著)その6

経営者として、もがき苦しんだ結果、藤田社長がつかんだこと・・・。
これが私が一番言いたかったことですね。
これは参考になりますね。

「かつての日本的経営を参考にする」

そういう「経営方針」を打ち出したのです。

現代の若い経営者なら、
「成果主義を導入し・・・」、
「ヘッドハンティングで即戦力を採用し・・・」、
「M&Aで当社の不足している部門を強化し・・・」
そう考えると思うのですね。
それをすべて否定したのです。

ここがポイントなのです。
ではなぜそうなのか。
かつての日本的経営というのは
「右肩上がりの経済成長を前提」にしているのでしたね。

でも「現在右肩上がりはないのでは?」
と誰もが突っ込むところなのでね。
でも彼の確信は違うのです。

「ネット業界は以前の右肩上がりの日本経済同様、
向こう何十年も成長が期待できる産業だ」

そう思っているのです。
確かにそうかもしれませんね。
現在のネット利用者層は若者が中心です。
さらにパソコンの多様化や家電のデジタル化など
デバイスも今後間違いなく、多様化していきますよね。
しかも、その若者が仮に20代であるなら、
50台以上シニア層になるまで利用するのは間違いないですね。
だからこそ、「向こう30年は成長産業である」と
彼は確信しているのです。


ましてや、インターネットの普及は、まだまだ10年ほどなのです。
彼曰く、「まだ誰も分からない」分野なのです。

私のような50代以上の”オジサン”が指揮官である大企業では、
絶対に参入できないのですね。

これは驚くべきことなのです。
まだまだ参入の余地は有り余るほどあると思うのです。


それをかつての日本的経営を参考に、
現在では死語になっているのではないかと思っていた
「愛社精神」「終身雇用」
なんて彼の言葉から出てくるのです。
「福利厚生の充実」
なんて最近の企業とはまさしく逆行するお話ですよね。

「二駅ルール」なんて有名な制度もありましたが
「翌日半休つきの社内飲み会」を奨励した結果、
帰属意識をより高まり、社内の結束力が強化していきます。
副次的に社内結婚が増え、離職率も激減したのだそうです。


まさに、かつての高度成長をささえた日本的経営そのものです・・・。

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