看板のない居酒屋(岡むら浪漫代表 岡村佳明著) その6
「夢」について岡村氏は熱く語っています。
彼の夢は「居酒屋の定義を変えること」なんだそうです。
すなわち
「居酒屋とは夢を語る場所。
おいしい料理を食べ、おいしいお酒を飲むところ。
元気になる場所。そこで働くとカッコヨクなる場所。」
そういう場所にすることこそが、それが彼の夢です。
しかし従業員に対してその夢を、
どうやって強制させているのでしょうか?
そのあたり、非常に興味があるのですね。
居酒屋経営で何が大事かというと、再三申し上げる通り
「人」です。人の採用と教育。これにつきます・・・。
でも今の若者は、よく夢がないといいますね。
プロ野球選手やオリンピック選手のように明確な目標が
ある人はよいのですが、なんとなく生きていて、
将来の夢を持とうとしない若者もまた圧倒的に多い・・・。
何でそういう世の中になったかというと、
これはよく社会評論家がいうところですね。
インターネットの発達により、あらゆる情報が有り余るほど入り、
すぐリスクを感じ取って諦めてしまう・・・などなど・・。
我々の世代とは明らかに違うのです。
そういう若者を多く採用し、彼らにどんな夢を与えるか。
そこですね。
岡村氏は
「夢なんて持っていなくていい」とも言っています。
ここが彼と共感したところです。
「人の夢を本気で応援すること。」
これを彼らに強く強制しているのです。
「人の夢を応援する人は輝いています。
人の夢を本気で応援すると、人に感動を与えることができます。
人の夢を本気で応援すると、将来、自分の夢を
本気で応援する人が出てきます。」
なるほどなと思いました。
私が良く言う「夢をかなえるゼイ!」という言葉。
ゼイによって、夢を持って頑張っている中小企業を
本気で応援することなのですね。
これを岡村氏に教わりました。
夢を持っている中小企業を本気で応援すると
私も輝くし、
人に感動を与えることができるし、
将来、私の夢を本気で応援してくれる人が出てくるかもしれませんね。
私ももっと人の夢の実現のために頑張りましょう・・・。
(夢の居酒屋「岡むら浪漫シリーズ」 おしまい)
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