「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その4
「ドミナント展開」とは、昔セブンイレブンが初めて
日本に進出してきたときに取った戦略です。
地域を決めて戦略的に集中出店。
物流コストを引き下げる為です。
それを真似してか、銀座にすでに7店舗も出店しているそうです。
しかも新橋駅から近い銀座8丁目。
イタリアンやフレンチだけでなく、「割烹」や「ジャズクラブ併設店」まで
そこになぜ集中して出店しているのでしょうか?
「一流の人しか集まらない。一流の店だけしか集まらない。」
「銀座を制するものは日本を制する。」
そう坂本社長は考えているからです。
かつては「銀座」というところはそういうところだったと
認めます。
でも正直申し上げて、この「銀座神話」はちょっと古い考えでは
ないでしょうか。
銀座神話を信じているのは、私の年代以上でしょうね。
いまや銀座にだってユニクロがある時代ですからね。
かつて、銀座8丁目は一流クラブが集まる場所でした。
それを当て込んで高級寿司屋が数多くあり、
一種独特の雰囲気でしたね。
でも、そこに「立ち飲み屋」が集中したらどうなるのでしょうか?
「銀座8丁目に20店舗まで増やしたい。」そうです。
この戦略はどうなのでしょうか?家賃だって高いはずです。
本人いわく
「大手企業でこのような戦略が役員会にだされると
絶対否決されてしまう。」
そういっているくらいですから、本当に思い切った
「前代未聞」の戦略ですね。
成功するかどうか見ものだと思いませんか?
坂本社長は将来的に上場公開を視野に入れているそうです。
その陣頭指揮を取っているのが、元証券マンの常務の安田氏。
なんと野村証券出身だそうです。
ここでも「本当かよ~。」
とあちこちネットで調べましたが
なんと私と同期入社1984年組。
これは驚きました。
この写真で一緒に写っているはずです。
まさに「同期の桜」こちら
« 「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その3 | トップページ | 「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その5 »
« 「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その3 | トップページ | 「俺のイタリアン 俺のフレンチ」(俺の坂本孝社長著) その5 »
コメント