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2013年4月 9日 (火)

看板のない居酒屋(岡むら浪漫代表 岡村佳明著) その1

Kanban_3

アマゾンで何となく題名に惹かれて
衝動買いした本だったのですが、
非常に有益な本です。
これだから読書は面白いのですね。


「岡むら浪漫」という静岡中心の居酒屋チェーンのお話。
「岡むら」という店名は、多分ご存知ないでしょうね。
静岡と言っても藤枝市が中心らしいですからね。

主人公は、岡村佳明氏。50歳。
母親が始めた居酒屋「岡むら」を35歳で引き継ぎ、
その後15年間で藤枝市の「遊酒 岡むら」を始め、
なんと7店舗まで拡大し、繁盛店に。


この方の半生がまた面白い。
高卒後、調理専門学校に数カ月だけ通ったけどすぐ辞め、
その後ガソリンスタンドでバイトしたりして、
「プラプラ」して過ごします。
遊びが中心の、どこにでもいそうな若者ですね。
それが22歳でこの母親の経営する「岡むら」を手伝うことに
なります。
でもその手伝いを始めた理由が面白い。

「好きなウィンドサーフィンを思いっきりやりたかったから」

なんと35歳まで「家事手伝い」といいながら
ウィンドサーフィンに熱中します。


そこで母親の一言。

「新しい店はあんたに任せるよ。これからはあんたの時代だから
あんたの好きなようにやってごらん。きっと大丈夫だから。」

これで岡村氏が変わるのです。
人生初のやる気のスイッチが入たのです・・・。


この本でご紹介したいことはたくさんありますが、
まず感動したのは、人間これほどまでに変われるのか・・・。

そう思いますね。

35歳まで普通に遊んでいた男が、急に大繁盛の居酒屋経営者に
変身するのです。


これから居酒屋を始めようとする若い人に
この本を「居酒屋経営のバイブル」としてお勧めしたいですね。

本当にそういう方々のために、ご紹介していきましょう・・・。

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