確定申告で寄付金の分からない「チャリティー・ランナー」の方へ
先日から、東京マラソンの寄付金控除のお話をしていますね。
なかなか難しいですかね。こちら
東京マラソンの公式ホームページのリンクもすべて見ましたが
非常に分かりにくいですね。何を言っているのか分からない・・・。
せっかく10万円もお支払いいただいたのですから、
もっと簡単なやり方をお教えしましょう。
国税庁のe-taxの確定申告システムを使うのが
一番簡単ですね。
このシステムは、なんと難しい所得制限や有利不利を自動判定してくれます。
この内容は説明しませんし、分からなくても申告できてしまうのです。
この時期「国税庁の回し者」のような書き方をしていますが、
実はここ2日ばかり、税務署の手伝いに駆り出されていたのですね。
現在税務署はごった返していますからね。
正直最近は、このe-taxシステムはずいぶん使い勝手が良くなりましたよ。
先ほど申し上げた自動判定など
我々プロが使っているソフトにもない機能ではないでしょうか。
実際に税務書で対応していて「寄付金控除」の方が多かったですね。
東京マラソンの寄付の方はいませんでしたが、
震災関連の義援金などの寄付だけでなく、
最近設立されている「公益財団法人」、「認定NPO法人」などへの
寄付金が非常に多かったです。
さかのぼって確定申告される方もかなりの数。
ちなみにこのシステムだと平成22年と平成23年もOKです。
簡単に説明すると、たとえばサラリーマンの方なら、
まず年末調整でもらった「源泉徴収票」をそのとおり
入れいていただきます。
そのあと「寄付金控除」のところをクリックして
①寄付年月日
②支出した寄付金の金額
③寄付先の所在地
④寄付先の名称
を入れるだけ
例えば、チャリティー・ランナーのあなたなら
①平成24年11月30日
②100,000円
③東京都渋谷区神南1-1-1
④公益財団法人日本体育協会
ここまではできるのですね
難しいのは次の
⑤寄付金の種類 ですね。
「東日本大震災に関する寄付金ですか?」 に「いいえ」とすると
「プルダウン」できるようになります。
そこで下から2番目の
「公益社団又は公益財団法人等に対する寄付金」
これを選べばよいだけ。ここがポイントでしょうか。
実に簡単ですね。
これでチャリティー・ランナーのあなたは39,200円ゲット!!
やっぱり来年も東京マラソン走りたくなりましたか・・・。
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