「社長は少しバカがいい」エステー鈴木喬会長 その3
昨日の「英国海軍」のお話は、
この本で「なるほど!」と一番思った点ですね。
「率先垂範」して、社員と一緒になって、
「頑張れ!」なんて言っている社長は、
結構周りにたくさんいますよね。
こうも書いてありました。
経営がうまくいっていない社長が必ずやっていることです。
「毎晩のように社員と酒を飲んで、肩を組んで軍歌を歌って
『頑張ろう』と気勢を上げている・・・・」
これもありそうな会社ですね。
若い経営者なら、社員に気を使って「お酌まで」して、
カラオケで一緒に「嵐」か「AKB」まで歌っている・・・。
これはまさに「英国陸軍」方式で
ダメ会社の典型なのでしたね。
これには鈴木会長は厳しくこう言っています。
「頑張ろうと言った翌日に
『気が変わった。今日からキミはいらない』
と言える社長になれ」と。
キビシイですね・・・。
このあたり、いろいろ反論ありそうですが、
つまり
「社長は舐められたら終わり」
社員をアゴで使うくらいの経営者魂がなければダメと
ハッキリ。
どうしてそうなのでしょうか?
「恐れられているくらいの方がよい」と彼は考えているからです。
まさに独裁者ですね。
でも独裁くらいでなければ、スピード経営ができないから
そうしているのでしょう。
ただ、この方の経営哲学は本当にしっかりしています。
「社長が慕われている組織は強い」
それも一方で思っています。
慕われるような態度も当然取っているそうです。
だからこそ、これは名言です。
「社員に恐れられろ。慕われるのはその次だ。」
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