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2013年3月13日 (水)

「社長は少しバカがいい」エステー鈴木喬会長 その2

この本は、端的にいえば「社長としての心構え」を書いた本です。
この「鈴木語録」は中小企業の社長さんには大変参考になりますよ。


「社長とは火消しの纏持ち(まといもち)みたいなものだ」

纏持ち(まといもち)は分かりますか?
江戸時代に火事が起きると、いち早く駆けつけて屋根に上り、
風向きを考え、瞬時に消火の指示をする人でしたね。
今と違って、消防車も放水器もない時代です。
火より先回りして家を叩き壊すしかなかった・・・。

その感と読みで、多くの人も救ったし、
場合によっては一緒に焼け死ぬこともあった・・・。

まさに「社長業」は纏持ちと同じ。
纏を振り回して社員に瞬時に進む方向を示すのが社長なんだと。
もっと簡単にいえば「社長業は決断業」。
現代ではそのスピードこそが問われているからなのですね。


ここで大事なことは、

「纏持ちは絶対に火消しをしない」

この意味も分かりますか?
言い換えれば
「社長が率先垂範してはいけない。」
これも彼は何度も言っています。

纏持ちは屋根の上で、戦況を見つめていますね。
決して下に降りないのです。
高い所にいなければ判断できないからです。
つまり、

「大将は、物見塔の上で戦況を眺めることに徹する」

これが大事なのだと。
なるほどと思いますね。


では、これまでを踏まえて、ここで問題です。

「英国海軍では、将校は兵隊に塹壕(ざんごう)を掘らせるときに
絶対に手伝わない」
一方
「陸軍の将校は兵隊と一緒になって塹壕(ざんごう)を掘る」
そうです。

社長さんであるあなたとしては、どちらが正しいのでしょうか?
ここで社長としての行動規範が学べますね。

実は、この問題の背景を知らなければ解けない問題ですね。
それは、「海軍は志願兵で、陸軍は徴収兵」なのです。
徴兵制度のない日本ではピンとこないところですが、
これさえ知っていれば分かりますね。


会社とは自ら「志願して」勤めるところですね。
命じられた仕事をするのが当然なのです。
それが気に食わなければ辞めればいい。
それだけのことです。
「徴収制度」のように、
無理やり働かされているのではないということです。

これで分かりましたね。
その正解は、会社経営は「海軍を見習うべき」なんだそうです。

そのかわり、リーダーは雨が降ってもコートを着ないで立って、
全体を見ながら大きな声で指示を出し続ける・・・。


分かりましたか?
社員と一緒になって「頑張れ」などと
生やさしいことは決して言ってはいけないのです・・・。


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