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2013年1月25日 (金)

税制改正に思う

税制改正大綱が発表されましたね。
ここ数日これが気になって仕方がないのですね。
毎日マラソンやダイエットのことばかり考えているのではないですよ!

ここ数年間で実施される消費税増税をにらんだ改正らしいですね。
でも所得税や相続税も増税となりますね。
テレビでは
「家はいつ買ったらお得か。車はいつか・・・」
そんなことばかり報じていますね。
確かにこれからどうなるか皆が気になっていますからね。

ところで税の専門家である「税理士」が、
それを一番熟知しているはずですから
それを分かりやすく教えてあげなければならない立場にあるのですね。

「これからどうなるか」

ということこそが皆大事ですから・・・。


ところでこれ私の持論なのですが、
「税理士はうしろ向きの商売」とよく言うのですね。
講演会でこれをいうと一番ウケるところなのです。

つまり、我々今税理士が何をやっているか分かりますか?
平成24年11月決算の法人の決算に追われているか
平成24年の年末調整、もしくは平成24年の所得税の確定申告
なのですね。
お分かりになりますよね。
すべて「過去」のことなのです。
ですから、「後ろ向き」と申したまでです・・・。
別に「根暗な」とか「否定的な」表現で言っている訳でないないのですね。
本当に「これから」のことは考えていない税理士も多いのです。

でもお客さんはいつでも「前向き」です。
これからのことを考えているのですね。
ですから、お客さんと税理士の向きが違うといつも感じるのです。
こういうことを言う理由は、私が常に前向きの「証券マン」だったから
こそいえるのですね。

まあ、業界批判はこれくらいにして
本当に「これからどうなるのだろう」「どうすればいいだろう」
そんなご相談が増えるでしょうね。

最後に、誰も言っていない、マスコミからは絶対言えない相続税増税のお話。

「いつ死んだらお得か?」

なんて大変不謹慎な問題も出てくるのですね。
2014年中の死亡と、2015年中での死亡とは税額が異なってくるのです。

「お年寄りに今年死んだら得ですよ」
なんて絶対に言えないですよね。
ですから相続税の増税とは人間の死の尊厳も問われる大問題でもないでしょうか?

「もし資産家の方が、2014年の年末に危篤状態になったら
どうなるのだろう?」

こんなことを考えてしまう税理士は私くらいでしょうか?
埼玉県の退職金欲しさに早期退職する先生方に
これはぜひ教えておげたいことですね!?

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