鳥貴族「280円の経営哲学」 その5
焼き鳥でいつまでも熱く語っていると、
「黒こげ」になってしまいますね!?
そろそろ一番言いたいことを語って終わりましょう。
ズバリ「消費税増税」のお話ですね。
鳥貴族は、開業一年目から「一品250円戦略」を取りました。
それが3%の消費税が導入された1989年に
280円に引き上げています。
それ以来ずっと280円なのですね。
5%にも引き上げた時にも280円のままです。
でも「からくり」があって、現在もそうですが、
その分きっちり外税でもらっていますね。
ですので、実際は一品は「税込で294円」なのです。
8%になったら・・・10%になったら・・・と
当然会社側は考えているのでしょうね。
でもこの「税込表示」は消費税法上義務化されているのですから
いつまでも「280円」と意図的に宣伝しているのは
問題にはならないでしょうか。
このように、総額表示の義務化を徹底してやらないと
「抜け道」になってしまいますね。
罰則規定の強化など考えてもらわないといけないのでしょう・・・。
この「消費税増税対策という課題」は、すべての飲食店にもいえます。
これからの経営課題は、「消費税をいかに価格転嫁するか」
だからですね。
ところで、時の首相は「アベノミクス」で「インフレターゲットを2%」と
ぶち上げていますね。
インフレターゲットと消費税増税は矛盾しないのでしょうか?
私は経済学者ではないので文句を言うつもりはないのですが、
税込表示で105円で購入できたものが、増税後108円で購入したら
単純に3円÷105円で2.8%の値上げなのですね。
本来なら消費税増税で、「ほっておいても」インフレになるのですから。
また一方で
「インフレターゲットを成功させるには賃金も上昇すること」
と安倍さんは言っていますが、
はたして賃金は上がっていくのでしょうか?
賃金が上がらないから、安い居酒屋に皆行くのです。
だから一品280円の居酒屋が流行るのです。
どうもこのあたり分かりません。
でもそうなると鳥貴族の2000店舗計画は成功してしまうかも
しれませんね。
東京中の居酒屋が鳥貴族になってしまうかもしれませんね・・・!?
これは大変なことです。
他の居酒屋ももっと頑張ってもらわなければいけませんね。
最後に鳥貴族に対抗する、
消費税の増税対策の「アイデア」をご紹介。
一品270円の居酒屋を作って対抗するのですね。
これなら8%に増税されても「税込291円」!
10%に増税されても「税込297円」!
すべて200円台に収まります。
どうでしょうか?
美味しい「貴族焼き」でも食べながら、じっくり考えてみてください・・・・。
(ガンバレ焼き鳥屋さん シリーズおしまい)
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