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2013年1月18日 (金)

鳥貴族「280円の経営哲学」 その3

当時として250円の均一料金は本当に画期的だったと思うのです。
想像するに同業者からかなり冷たい目で見られたでしょうね。

「生ビールを250円でなんか出したら絶対そのうち潰れるさ・・・」と。

でも今から思えば、「20年後の時代を先取りしていた」
ということになるのですね。
というのも、常識を破る非常識であったことを認めますが、
私は少し先の読み間違えをしたようにも思えるのです。

鳥貴族が誕生した1985年の時代背景をお分かりですか?
1985年のプラザ合意からあの「バブル時代」に突入するのですね。
まさに日本経済空前絶後の景気の良い時代です。
何も一品250円で食べなくても、日本国民中皆懐具合がよかったから
500円でも1000円でも気にせず払っていたのですね。
生ビール一杯が800円でも何にも疑問に感じなかったのです。

発想とビジネスモデルを間違わなかったものの
事実鳥貴族は、その後なかなか発展しません。
それでも一年で一店舗ずつ増えていったそうです。

鳥貴族が急発展したターニングポイントは
あの阪神タイガースが優勝した2003年!
優勝の決まった日にあの道頓堀店が大繁盛してからだそうです。

ただ阪神タイガースのおかげではなく、やはり時代背景にあったと
私は思うのですね。
バブル崩壊後、失われた10年、20年と長引く不況が
続きましたから・・・・。

東京にも進出して、このデフレ経済の追い風を受けて
あっという間に300店舗に。
不思議なことに、FC(フランチャイズ)を募集していなかった
そうですね。
この「鳥貴族ブランド」を大事にすることは非常に好感が持てますね。

今後鳥貴族はどこへ飛んでいくのでしょうか。
300店舗から2000店舗へ拡大する戦略に切り替えていくそうです。
これは飲食店業界の「台風の目」となるでしょうか・・・。


ところで、最近「若者の酒離れ」ということがよく言われますね。
本当に若い人が酒を飲まなくなってきているのです。
不思議なことに、大学生もせいぜいビールくらいしか飲まないそうです。
そういう若者が社会人となって、昔のように居酒屋に行くのでしょうか。


それに対して大倉社長は業界にも責任があるといっているのです。

「ドリンクメニューに多くの利益を乗せて『酒で儲ける』ビジネスモデルに
甘んじてきたから・・・」

なるほどなと思いました。
これを以前紹介した新川氏も同様なことを言っていますし、
あの有名な落合シェフも言っているのです。(今後アップします)


「酒屋で誰もが買える商品を、何も疑問を待たず3倍の値段で
売っているおかしな業界・・・・」

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