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2012年10月11日 (木)

天地明察

囲碁ネタ続きで話題の映画。
冲方丁原作のベストセラーをV6の岡田君が主演で
映画化されましたね。

Tennti_2


実に面白い映画でした。
ただ、まだ原作は読んでもないのですが、江戸時代の暦のお話に
非常に興味を持って見ることができました。

また、主人公の安井算哲は碁打ちだったのですね。
囲碁ファンとしては、どう囲碁が描かれるか興味深かったのですが
それほど囲碁の場面はありませんでしたね。
やはり暦のお話だけでなく、宮崎あおい扮するえんとの恋愛話の方が
若い人受けして、面白いからでしょうね。

ただ、囲碁ファンとして最高の場面は、
本因坊道策とのお城碁でした。
お城碁とは将軍の前で囲碁を打つのですね。
いうならば「天覧試合」ということでしょうか。

そこで安井算哲が、なんと初手「天元」を打ったのですね。
囲碁をやらない人にはこの「天元」の意味が分からないでしょう。
絶対に打たない所なのですから。
映画では碁盤の中心こそ、天文の中心である「北極星」であると
描かれていましたね。

これはこの映画としては、名場面なのですが、
かなりデフォルメされていましたね。
初手「天元」を打ったあと、その石にくっつけて打ち合って
オセロの最初のような形に・・・。

「これはないだろ!」

と囲碁を知っている人ならすぐ突っ込みたくなるところ
でした。

あとでネットで調べてみました。
天元のあとはなかなか興味深い進行でした。

Kihu


しかし江戸時代に「暦」というのものを変えることが
どんな意味を持つか良く分かりましたね。

この「改暦」という壮大な作業に生涯没頭した安井算哲を
演じた岡田君が実に良かったですね。
ついこの前までは「岡田少年」だったのですが・・・・(古い!)

何より宮崎あおいちゃんが本当に可愛かったですね。
この二人の夫婦愛に感動しました。

囲碁ファンならずともこの秋お勧めの映画です
今度原作とマンガも読んでみようかと・・・。

「明察」は今年の流行語になるかな・・・。

吉田会計で「税金明察」!?

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