社会保険料節税策 その5
すいません。
東京マラソン当選でつい浮かれてしまって、
マラソンネタに走っていました・・・。
大事な社会保険のお話をしていたのですね。
社会保険についてはまだまだ書きたいことはたくさんあります。
まずよくある「社会保険料削減策」
社長と奥さん二人でやっている会社のケース。
例えば社長が月に60万円取っているとします。
ここで「節税好きの税理士」のアドバイス。
「社長と奥さんで両方から給料取ったがいいよ」
それで
社長が月40万円で奥さんが20万円。
よくある中小企業の実態ですね。
税務署としても奥さんが役員登記されていれば、
これくらいの金額ならまず問題視されません。
そこで社会保険には、お二人で入ることができます。
でも世の中不景気で会社の業績も悪化。
でも社会保険料の負担が、現在では毎月なんと158,168円!
そこで社長さんから
「先生!この社会保険料大変です。何とかなりませんか?」
よくあるご相談です。
「奥さんは実質的に会社の仕事はほとんどやっていないから
非常勤役員になってもらって社会保険を脱退したら・・・」
これはよく聞く節税策ですね。これも古典的なお話。
しかし、いろいろ考えますが、
最初に申し上げましたが、京セラ稲盛さんではないですが
まさに「生き方」そのもの問題なのですね。
前回の社長さんの社会保険料の強烈な削減策も
ご紹介しましたが、これもまったく同じです。
社会保険料を下げることは、当然ですが将来受け取る年金も
「削減」されてしまうのですね。
年金も少なく「さみしい老後」になっても本当に困りますね。
そういうところから、問題はかなり根深いのです。
まさにライフプランそのものなのです。
もっと必死になって考えてみましょう・・・。
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