ちばアクアラインマラソン その4
海ほたるを折り返すと14キロ。
実は、このあたりからランナーの様子が変わってきました。
歩き出す人が異常に増えてきたのです。
「まだ3分の1しか走っていないのに、もう歩くのか!」
ちょっとこのあたりはまだ事態が分かっていなかったのですね。
「海ほたるまで来て満足してしまったのかな。」
くらいしか思わなかったのです。
それより15キロ地点のまた急坂を登り切ったあたりに
驚愕の事実が待っていました。
隣のレーンの12キロ地点に選手を収容するバスが
走っているのです!
これは慌てましたね。
最後尾スタートだったのを思い出しました。
9キロの関門で引っかかった人を乗せていたのでしょうか・・・。
右側のレーンはもう誰も走っていなくて
ボランティアが手持無沙汰で大勢突っ立ていました。
ようやくアクアライン終了。これで19キロ。
個人的には「人類初の海上マラソン」を堪能したところでしたが、
ここのエイドでようやく事態が分かってきました。
ランナーが皆水に殺到して、なんと最初のテーブルには
もう水がないのです!
アクアラインの10キロの長い距離で、
皆急性の「熱中症」にでもなったかのようです。
あの暑い中、日陰のない一本道を延々走れば、
初心者ランナーでは仕方がないところでしょうか・・・。
20キロ地点あたりから、本当に歩く人が増えだしました。
アクアラインでテンションが上がりすぎて
足を攣っている人もかなり多くいました。
私としてはちょうど一年前の10月21日の
あのタートルマラソンを思い出しました。こちら
しかし道の真ん中を歩く人、カップルで楽しげに歩いている人
揃いのTシャツで談笑しながら歩く人達・・・
アクアラインだけで満足して、もう完走をあきらめた人でしょうか。
道ををさえぎって歩かれると、本当に走りにくいのです。
「これはマラソン大会だろ!ウォーキング大会ではないぞ!」
そのあとこの「歩くランナー」にずっと悩まされました。
もちろん、歩くなとは言っていないのです。
歩くなら道の端を歩くなりして、走って抜いていく人のことも
考えてほしかったのですね。
この「迷惑なランナー」は最後のゴールまでずっと続きました・・・。
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