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2012年8月 3日 (金)

サムスン式仕事の流儀 その5

最後にサムスン式でこれは大変だな!と思ったのは、

「部下が退社前に、必ずその日の報告事項を整理し上司にメールを送る。
夜上司がそのメールを見て、その夜のうちにメールで指示しておく。
その結果その翌朝すぐ仕事に取り掛かれる・・・」

サムスンでは偉くなると、もう寝る間もないのですね。


ではサムスン式を参考に、日本企業のことに話を戻しましょうか。
しかし、日本では「愛社精神」や「滅私奉公」というのは、
どうも「死語」になりつつあるのでしょうか?

私が新入社員だった30年近く前は、土曜日も出勤でした。
それから多くの大企業が週休二日制に移行していきましたね。

それでも土日も働いたし、平日は朝7時から夜の11時くらいまで
必死になって働きました。
よく証券会社が「セブン・イレブン」と言われましたね。
「セブン・イレブン」どころか「セブン・ワン」!くらいまで働いたことも。

あの頃は、それが法律的にどうのこうのなんて、
思いもしなかったかもしれません。
「洗脳」されていたといったらそれまでですが。

それこそ「残業代」なんてまともにつけたこともなかった・・・(内緒)
せいぜい毎日夜の8時くらいまでつけて、あとは「サービス残業」
朝7時に来ようが、土日働こうがそれもすべて「サービス残業」
でも残業代が欲しくて働いたこともなかったのも事実ですが・・・。


最近話題になっていることが、「残業代の不払い問題」ですね。
ご存知だと思いますが
「1週40時間、1日8時間を超えて働かせてはならない」
労働基準法という立派な法律があるのですね。

それを超えて働かせる場合は、当然ですが「残業代」を払わなければ
ならないのですね。時間外労働は25%増しで、休日は35%増し。

中小企業の実態として、確かに残業代がまともに払われていない
ということは知っています。
でもこれが社会問題化しているのは事実ですし、それこそあちこちで
訴訟にもなっています。

ヤフーでもグーグルでも「サービス残業」と検索したら
もういくらでも出てきますからね。

ですからこの「サムスン式」を日本で今やったら
「深夜に上司にメールを送った時間まで残業代払ってくれ!」
って言われてしまわないですかね・・・?


最後にこの本の使い方としては

「オレが若かった頃はこれくらい頑張ったんだ!」

と新入社員に渡すのは正直間違っていると思うのです。


「当社が今後、競合企業に負けないようにグローバル・スタンダードを確立すべく、
法令を順守し、社員を鼓舞していくにはどうしたらよいのか?
サムスン式を比較検討した上で、社長の立場になってあなたの考えを述べなさい。」

こんな「管理職昇格テスト」に使うべきだと私は思うのですね・・・。


(ガンバレ日本の中小企業! ガンバレ日本!シリーズおしまい)

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