ロスジェネの逆襲 その1
また私の好きな池井戸潤さんの作品のご紹介。
大ヒットした「下町ロケット」以来の久しぶりの作品で、
最近発刊されたのは知っていましたが、
忙しくてなかなか読む暇がなかったのですね。
実は、夏休みにこの本を読むのが非常に楽しみでした。
さすが池井戸さん!期待を裏切らず本当に面白かったですね。
もう一気に読み終えてしまいました。
この本はまず
「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」に続く
第三弾なのですね。
この前著「バブルシリーズ」もご存知ですか?
バブル華やかなりし頃の平成初期。
慶応大学卒の主人公半沢直樹が、
銀行マンとして成長していく物語なのですね。
しかもこの半沢直樹が実にカッコイイ!
この二冊も大好きな本ですが、
その続編みたいな位置づけですね。
「こんな銀行マンっているの?」
とか、
「銀行ってこんなところだったの!」
と必ず思わせてくれる池井戸作品。本当に池井戸さんの真骨頂!
「銀行小説」ってジャンルに、あえて分類する方もいるくらいですね。
どうしてこんなに私がハマるかというというと、
ちょうど平成の初期に、私もたまたま「銀行マン」だったから
なのですね。
ただ、何度もアップしたように、私は大学卒業して
野村証券に入社しました。
それがこの平成元年4月に、まさにバブル絶頂の
「飛ぶ鳥でも、ロケットでも?大蔵省でも??落とす勢い」だった
あの野村証券が、「戦略的銀行子会社」を作ったのですね。
そこに私が出向として行ったのです。
ですから、そこで銀行業務を叩き込まれたのですね。
こんな経験のある税理士は私くらいでしょうけど・・。
しかし、
「銀行ってこんなところなの!」
本当にカルチャーショックを受けましたね。
そんな経験を踏まえて、この夏の一押しの作品を、
少しご紹介していきましょ!!(つづく)
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書籍「ロスジェネの逆襲」★★★★
池井戸 潤著 ,
ダイヤモンド社 、2012/6/29
( 386ページ , 1,575円)
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