トッカン(特別国税徴収官)が面白い! その3
「あなたにとって正義ってどこにあるの?」
これは今年はやりそうな決め台詞ですね。
滞納者である女経営者が、なんと「振袖」を差し押さえ(S)されて
ぐー子(主役の井上真央)に言い放った言葉。
「滞納額が400万くらいで、女性にとって本当に思い出の品である
振袖を差し押さえるのか!」
と抗議の電話が日テレに殺到していないですかね。
どうもこの女性のウラがかなりありそうで、
ドラマの展開としては面白い所ではありますが・・・。
税金の厳しい取立にあった人が、
今後つい言ってしまいそうな言葉ですね。
このドラマで「トッカン用語」というのが面白いですね。
税務署には特有の「隠語」があります。
差し押さえを「S」ということばだけでなく、
「本店」が国税局で、支店が「税務署」
「おやじさん」が署長で「サブ」が「副署長」
「トコロ」が個人調査部門で「さんずい」が法人調査部門
「会社」が税務署などなど・・・。
業界にはどこにもこういう「隠語」という、
まさに「業界用語」がありますね
証券会社にもありましたけど、どうして税務署は
こんなに多いのでしょうかね。
これはこのドラマで説明されるかどうか分かりませんが、
税務署という特殊事情なのでしょうね。
最近囲碁を通じて、税務署のOBの方々と接する機会が
多いのでなんとなく想像がつきます。
例えば、税務署の方々はたいへんお酒がお好きです。(内緒です)
居酒屋で酒を飲んでいるときに、
「○○税務署の法人調査部門の××さんが・・・」
なんて具体名で話できないですよね。
「会社のさんずいの○○さんが・・・」
といって飲んでいればどこの会社か分かりません。
「署」といった瞬間、業種がバレますからね。
多分そんなカルチャーなのでしょうか??
これはかつての野村証券の時に私も
「居酒屋に飲みに行くときは絶対にバッチを外すように」
と厳しく言われた経験から、なんとなく想像つくことなのですね。
余談ですが、酔っ払ってバッチ失くすと、始末書なのですね・・・。
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サラリーマンなので、いやでも税金はひかれます
だからこうやってうまくごまかして贅沢三昧の人から徴収する話しは
スカっとします
増税賛成のドラマだっていうツイあって、ビックリ
人は忙しく物事の本質を見抜く力がなくなってきてるのはわかるけど
トッカンの内容でそう思う人って・・何をみてるんだろう
主演の井上さん、体当たりでぐー子に成りきってる
(別に脱いだ女優ばっかに”体当たり”って使わなくていいんだよね)
トッカンの北村さん、お父さんが名優
血はやっぱり繋がってますね
投稿: どらまずきおとこ | 2012年7月20日 (金) 22時45分
コメントありがとうございました。
トッカン役の北村有起哉さんのお父さんは北村和夫さんだったのですか。
情報ありがとうございます。知りませんでした。
投稿: 吉田信康 | 2012年7月23日 (月) 09時48分