消費税改正法案
スイカで浮かれていたらトンでもないことになっていました・・。
ご承知の通り、改正法案が衆院を通過してしまいましたね。
ここでブログのお約束として政治問題はあえて言いません。
しかし、消費税増税が現実の事になりつつあるということなのですね。
2014年というとあと2年。
法案成立までまだ紆余曲折があるかもしれませんが、
政治家のコメントみると、
「まだ2年後のことですから・・・」
結構そんなこといっている大先生も多いのですね。
どうも消費税の仕組みがよく分かっていないのではないかと
思ってしまうのですね。
新聞の論調も一辺倒です。
「消費税が増税になると家庭への負担は・・・」
そんな記事ばかりです。
消費者側も、
「100円ショップで105円だったのが108円になるだけだろ・・・」
そんな認識なのでしょうか。
私が消費税の講義で消費税を解説する際にでよく使う言葉
「消費税はいったい誰が納めているのでしょう?」
コンビニで100円のガムを買う人が、
税務署に行って5円を納めているのではないのですね。
コンビニ経営者が納めているのです。
もっと言えば、コンビニに納めているガムの流通業者、卸問屋、最後は
ガムの製造メーカー・・・。つまりすべての流通過程で納める税金なのですね。
でもこんなことは、実は学校では教えてくれないのですね。
皆まともに考えたこともないですし・・・。
「消費税が8%や10%になったらどうなるのだろう?」
そろそろ「一番影響を受ける納税義務者である」中小企業でも
よく考えておかなければならない時期になりました。
「まだ2年後のことですから・・・」
そんなことは言っていられないのです。
2014年に納める人は、2012年つまり今年売上が1000万円を
越える人なのです。
もっというと、1000万という基準だけでなく
今年5000万円を超えるかどうかも大事です。
つまり簡易課税制度という「節税策」も考えられるからです。
「どうして2年前に教えてくれなかったのだ!」
と2年後に言われる前に、今のうちに教えておきたいのです・・・。
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