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2012年4月10日 (火)

私、社長ではなくなりました。(安田佳生著) その5

お花見に浮かれるのはいいのですが、
この本で言いたいことはまだまだたくさんあります。
最初に申し上げましたが、倒産した会社の社長自ら書いた本は
そうそうないのですね。
それをあえて公表しているのです。
商売柄、傾いた会社のことは内部事情も含めたくさん知っています。
でもやはり専門家として守秘義務があるので、
当たり前ですが公表できません。
でも、この本の内容を多少公表しても文句は言われないでしょうね!?

なぜワイキューブが倒産したかという「失敗の法則」を、
ぜひこの本から学んで下さい。


リクルート出身の社長は、「古巣の」採用ビジネスを始めましたが、
やはり、リクルートに対抗意識を持っていたのでしょうね。

「新卒採用ビジネス」に特化していきます。
東京に進出した頃、得意先からこんなことを言われます。

「ワイキューブは新卒採用を支援している会社なのに、
なぜ自分たちは新卒を取らないのか?」

ワイキューブはその頃、社員20名ほどで売上3億円そこそこ。
そんな状態で普通新卒は取りませんね。
というか普通新卒の方は入社してこないでしょう。

当たり前ですが、新卒を募集するには広告費用もかかるし
入社後の研修費用もかかりますね。
新卒の学生を一人採用するには何百万円もの費用がかかります。

「会社を大きくするにはここで勝負をかけるしかない!」

社長はここでも「あせる」のです。
東京進出した翌年の1997年に13人学生を採用して
その翌年には21名の学生を採用した。
社員が20名しかいないのに、2年間で34人!

しかも優秀な学生を集めるためにあえて、
月額1200万もの新宿の高層ビルに移ったのです・・・。

「おのずと優秀な人材が集まる・・・」

これもやはり失敗だったとあとから分かるのですね。
新卒一人採用するのに平均で300万以上かけたそうです。
一億円かけて採用した年もあったそうですが
10人しか採用できなかったそうです。
まさに失敗の連続です。
この「失敗の法則」はお分かりになりますね・・・。


中小企業の大きな悩みの一つに「人材」があります。
なかなか育たないものなのですね。

大企業のように多額の研修費と研修期間をかけるのと雲泥の差です。
中小企業では、早く育って稼いでもらわないと採算が合わないのですね。
だから新卒を採用しない理由でしょうけど。

中小企業に一番大事なものは、まさに「人財」・・・。

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