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2012年4月 5日 (木)

私、社長ではなくなりました。(安田佳生著) その3

今まで数多くの起業家を見てきましたが、
独立開業の「成功の法則」について、いろいろ思うのですね。
今のところ

「ビジネスモデルの早期確立」

これが「成功の法則」ではないかと思っています。

安田社長のように、大手の会社から独立するケースでは、
安易な「ビジネスモデルの確立」は、自分が開拓したお客さんを
持っていって独立することなのですね。
リクルートのように広告代理店などの業種に多いのではないでしょうか。
他にも飲食店や、美容室などの起業にも多いですね。

でもこういうケースは簡単に「ビジネスモデル」は確立するのですが、
長続きしないのですね。
そんな会社もたくさん見てきました。
安田社長が、リクルート時代に全国トップになった営業力は
やはり、「リクルート」という「金看板」があるからこそできた訳なのです。

安易な独立をした多くの人が、あとから
「金看板があったからこそできたのだ」と気が付くのですね。
安田社長は、事実25歳で独立起業してから、
この「ビジネスモデル確立」に5年ほど試行錯誤します。

最初に手掛けたのは「アメリカ日本人観光客向けの新聞」だったそうです。
学生気分が抜け切れていない、「学生さん的」ビジネスですね。
「学生ベンチャー」にありがちな短絡的なビジネス。
これに見事失敗して2000万の借金を作ってしまう・・・。

結局リクルート時代に手がけてきた人材採用の仕事を
再びやっていくしかなくなります。

でもここで安田社長の取った「失敗の法則」は
まだまだビジネスモデルが確立していないのに
多額の「福利厚生費」をつかってしまったのです。
グアム旅行にラスベガス旅行・・・。すごいですね。
まだ15人くらいの規模なのに会社の儲けを
社員旅行で大判振る舞いしてしまいます。

安田社長の福利厚生に対する考えがこれです。

「会社が社員を大事にすれば、社員はきっと顧客を大事にする。
そうすれば売上も伸びる。福利厚生を充実させれば会社は絶対つぶれない。」

そう信じていたのです・・・。
これが間違いだと分かったのは、残念ながら会社をつぶしたあとだったのですね・・・。

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