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2012年4月 3日 (火)

私、社長ではなくなりました。(安田佳生著) その1

ショッキングな題名の本のご紹介。
会社をつぶした社長がその「言い訳」を書いた本はなかなかないです。
そういう意味でこの本は非常に勉強になりました。

Yasuda


実はワイキューブの安田社長の本は3年くらい間に、
「検索はするな」という本でご紹介したことはあるのですね。

あの頃は、ちょうどサイバーエージェントの藤田社長の本を
取り上げた直後で、
「若い経営者もなかなかよいこというな・・・」
と感心したので、つい若手経営者の安田社長をご紹介したのでした。

「ちくわの穴の開いている理由をよく考えよう!」

という何だか結論がよく分からない?本でしたが・・・。

そのワイキューブが、あの東北大震災があった2011年3月30日に
民事再生法の申請をしていたのですね。
それで最近「敗軍の将兵を語る」というような意味で、最近出版されたのでした。


まずこの本の内容を取り上げる前に、今まで
「経営に役立つ本」というタイトルで、
数多くのの経営者の書いた(もしくは書いたであろう)本
を取り上げてきましたが、
会社をつぶしてしまった社長が書いた本を、このブログでご紹介したことに
まず心からお詫びしなけれならないと思います。


「検索はするな」という本が書かれた理由まで、
この「私、社長ではなくなりました。」に詳しくありましたが、
要するに、
「本を売って、メディアからの取材を増やす」
そのために書かれた本であったのですね。
内容云々というより、とにかく多く売って会社の知名度をあげるという理由です。
つまり、会社のブランド戦略の一環として本の出版を続けてきたのですね。
その戦略に私はまんまとひっかかってしまった訳です。
本当に売れたのか?という疑問まで感じてしまいます。

この方の書いた本でもう一冊「1000円札は拾うな」という本もあります。
これも30万冊のベストセラーになったらしいのですが、
今アマゾンでなんと「1円で!」いくらでも買えます。

こういうことを言うと怒られますが、「作られた」ベストセラーでなかったか
とさえ思うのです。

自社で大量に買ったり得意先に無理に買わせたり、
ビジネス本くらいなら、ベストセラーを作ることはできるのです。
ワイキューブはそういう作られた「はりぼて」の会社でもあったということが
この本を読むとよく分かります。

「こうやって会社はつぶれていくのか・・・」

そういう意味でこの本は間違いなく経営に役立ちます・・・。


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