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2012年3月30日 (金)

あんぽん 孫正義伝 その7

長い闘病生活を終えた孫氏は、野村証券から送り込まれた大森氏を
解任し社長に復帰します。
この本はどうも大森氏の事はよく書かれていないのですね。
しかし、1994年にソフトバンクが店頭公開するまでは
特に1980年代は結構ソフトバンク自体が苦難の連続で
あったことをこの本から知りました。

孫氏の実家はパチンコ屋であったことから、
実際にパチンコチェーンに進出する構想があったことや、
名前の通りパソコンのソフトを取り次ぐことを本業としていた時期や
パソコン雑誌にまで手を出していたことも。

ところで「ソフトバンクって何屋さんなの?」
という疑問も持たれる方も多いのでしょうね。

今なら携帯事業をやっている会社とすぐ分かりますが、
日本テレコムを買収したのは2004年、ボーダフォンを買収したのは
2006年なのですね。

最初にアップしたように
「ソフトバンクの急成長の理由は何か?」
ということを一番知りたかったのですが
どうもこの本はそこに焦点はあててないのですね。
孫氏のルーツに絞った書き方です。

個人的には1998年に東証一部に上場したり、
ナスダック市場を創設したりするなど、
証券市場の力を借りて成長したと思っているのです。

やはり資本市場から巨額の資金調達をすることによって
急拡大したのでしょう。
特に野村証券からスカウトした北尾氏とともに、
ソフトバンクを急成長させてきたのは
周知の事実でしょう。


最後に面白かったのは、孫氏が帰化したくだりです。
1990年に孫氏は帰化しています。

普通日本人に帰化すると日本名にしますよね。
今までの「安本」にするはずです。
でもあえて、「孫」とつけた。
でも当初は、日本人の名前として存在しない「孫」を法務省は認めなかったそうです。
ただここで孫氏は秘策を講じます。
夫婦別姓を認めている韓国では日本人である奥さんは「大野」という旧姓のまま
だったのですね。
まず、この奥さんの名前を先に「孫」に改姓するしたことで、
自身も「孫」という前に変更することができたそうです。
ここに、「在日韓国人」としての誇りを感じます・・・。

もっといろいろ書きたかったのですが、もう3月も終わり、
いよいよプロ野球も開幕します。
ソフトバンクを心から応援したくなりましたね。

(ガンバレ!ソフトバンクシリーズ おしまい)

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