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2012年3月16日 (金)

あんぽん 孫正義伝 その1

昨日まで確定申告で忙しかったのですが、
それでも本は読んでいたのですね。
何冊か読んでいた中でいちばん面白かった本。

Anpon


「新iPad」を発売したばかりのご存知ソフトバンクの孫正義社長!
まだまだ、お若く働き盛りなのに、先日早くも「半生記」が出てしまいましたね。

ちょうどアップルのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなって、その彼のベストセラー本と
時を同じくして出た本今まさに話題の本です。


まず「あんぽん」という題名が強烈ですね。
「あんぽん」とは孫氏の元の日本名「安本」から来るそうです。
幼少時のあだ名だったのでしょうね。
ただ本人はこう呼ばれることをひどく嫌っていたのだそうです。

確かに子供の頃、差別用語で
「あんぽんたん!」
という言い方はなかったですか?
東京ではかなりばかにしたような言い方です。

この本は、孫氏が在日朝鮮人としてかなり差別をうけていたこと
から始まります。

この本で何度もでてくるフレーズ
「孫氏は・・・朝鮮部落に生まれ、豚の糞尿と、豚のえさの残飯、
そして豚小屋の奥でこっそりつくられる密造酒の強烈なにおいの中で育った・・・」

この事実に正直かなり衝撃を受けます。
今や日本を代表する大金持ち、つまり「世界長者番付でトップテンに入る」
ほどの孫氏が実はそんな生い立ちだったのかと。


ただこの本が、もともと週刊誌の連載記事でもあったことから、
「週刊誌的な暴露記事」のように、
読者をひきつけるような「思わせぶりな」書き方であることは認めます。
でも実際、孫氏ご本人が知らないことまでかなり綿密に調べ上げていた
この著者の取材力というか「執念」に驚きます。


この30年の間に、「ベンチャービジネスの騎手」と言われた方は
リクルートの江副氏、ライブドアのホリエモンとこのソフトバンクの孫氏です。
お分かりのように二人は捕まってしまって堀の中ですね。

唯一ソフトバンクの孫氏だけが生き残り頑張っています。
なぜ彼だけが生き残ったのか、そしてこれからも生き残り続けるかという理由を
孫氏の強烈な「生い立ち」にあると、この筆者はいっているようなのです。

ある意味「人種差別」という重いテーマかもしれませんが、
ソフトバンクが日本経済をもっとけん引してほしいという願いから
しばらくご紹介してみましょう。

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