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2012年2月13日 (月)

NHKスペシャル「シリーズ東日本大震災」

あの忌まわしい3.11からもうすぐ1年ですね。
そろそろこのような特番が増えてくるのでしょう。

土曜日に「魚の町は守れるか~ある信用金庫の200日~」
をご覧になりましたか?

日頃、中小企業の融資のお話をあっせんすることもある税理士として
大変興味深く見たのですが、正直なお話として若干憤りも感じましたね。

Kesennnuma


ある信用金庫とはずばり「気仙沼信用金庫」
地元の企業が8割も被災していながら、復興にかける意気込みと
地元の産業を守ろうとする金融マンの熱い情熱を感じましたね。

でも一方で、「サラリーマン根性むき出しの」ドライな銀行の対応。
「実際の現場としてはこうなのか!」と考えさせられました。

フカヒレの加工会社再建のお話が取り上げられていましたが、
付き合いが20年にもなるメイン銀行から3億の借金をしているときに
今回の被災。工場も機械も何もかも流されてしまった。

再建のための必要な追加資金4億円を銀行に申し込みに行ったら
「我々の立場になったら貸すわけないのはお分かりでしょう」
と愛情の欠片もない断り文句。

NHKだからできないのでしょうけど、ぜひ実名を出してほしかった。
「現場はこうなのか。だから再建など進まないのか・・・」

これは感じますね。
確かに金融の常識から考えれば貸し出しにくいのは分かります。
でもそれでは気仙沼の再建なんて100年たってもできないでしょうね。
被災者のことより、支店長や金融庁の顔色ばかり
気にしている「サラリーマンバンカー」ばかりでは・・・。

でも、信用金庫の担当者の熱心な粘りで、日本政策金融公庫との
4億円の協調融資にまでこぎつけた。
気仙沼信金の「気仙沼復興」にかける心意気を感じましたね。

ところが今度は銀行からの妨害。
「公庫も貸すならこちらも貸しましょう」と。
どこまでもご都合主義の銀行かとハラワタガ煮えくり返りましたね。

こういう銀行の非業さがお得意の「池井戸潤さん」に
ぜひ「暴露小説」を書いて欲しいくらいですね。
結局気仙沼信金の理事長の鶴の一声で、銀行の3億の融資の肩代わりを実行。
素晴らしい大英断ですね。涙が出ました。

ここで「後手後手の」政治の批判はしても仕方がないのですが
気仙沼信金の東京支店を作ってもらって、ぜひ預金してあげたいですね。
自分の預金が復興に使われるなら金利なんていらないくらいですね。

復興のために高くてもフカヒレも買ってあげたくなりました・・・。

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コメント

吉田先生、はじめまして。
たまたまネットサーフィンしていましたら先生のブログの記事を拝見致しました。
私も信金マンを見ていてこれが本当のバンカーだと感銘していました。
日頃回りの銀行マンを見ていると去勢されているサラリーマンばかりで幻滅することが多い中、まだまだこういう気概を持った人達もいるのだなぁと涙ものでしたね。

ところ偶然にも先生は前職での私の先輩でしたのでご縁を感じました。
私も9年勤めて起業して頑張っています。

takahashiさん

コメントありがとうございます。
本当のバンカーがもっと増えてほしいものですね。
私は8年しかいられなかったのですから、長さでは「先輩」です。
頑張ってください。

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