マラソンの魅力
市民マラソンブームの立役者は、やはり金哲彦さんですね。
週末の朝日新聞にも掲載されていましたね。
「マラソンブームの背景には、東京マラソンがきかっけであることは
間違いない。これだけの先が見えない世の中にあって、特に多くの30代
40代のサラリーマンが、『達成感』を求めてマラソンをするようになった・・・」
「達成感」は私も認めます。
フルマラソンを完走した「達成感」はいいようのないものですね。ただ
「でもそれだけでもないな」
そう思うのです。
ここ一か月、このブログでもどこでもマラソンネタを披露していると
「よくそんなに走れるね?どうしたのですか?」
と聞かれることも多いのですね。
この年代で毎週末マラソンにエントリーしている税理士は
私くらいでしょうけど・・・。
「達成感」以外にある種の「満足感」というものもあるでしょうか。
たとえば先日も谷川真理さんと一緒に走りましたね。
素人でもオリンピックのメダリストと一緒に戦える(走れる?)競技は
マラソンくらいしかないのではないでしょうか。
サッカーのなでしこジャパンに感動しましたが、いくらサッカーが
うまくても澤選手同じピッチに立てる訳ないですよね。
野球だってそうです。イチロー選手と同じグランドに立って野球なんて
できないし、いくらゴルフがうまくても石川遼と一緒にラウンドなんかできない。
でも高橋尚子さんと一緒に走れるマラソン大会はたくさんあるのです。
いわば一緒にピッチにたてるのです。
こんな楽しいスポーツほかにないですよね。
もっと言えば、来年の東京マラソンでディフェンディング・チャンピオンの
市民ランナーの星・川内選手と一緒に走れますよね。
彼は本当にオリンピックにでられるかもしれない選手です。
私は囲碁やテニスもやりますが、いくら頑張っても、全国大会出場どころか
東京大会の地区予選であっさり負けてしまいますね・・・。
要するに他の競技で決勝まで残るなんてありえないし、
日本代表選手と一緒に競技することすら、まずできないのです。
東京マラソンで川内選手と一緒に走って、万が一か、億が一でも?
2時間5分くらいで走ったとしたら、日本代表かオリンピック候補?に
なれるかもしれないのです。
こんな「夢のある競技」はマラソンしかありえないと本当に思うのです。
最後に、私がエントリーするときに、必ずつける所属団体名は
「中野夢走会」です。
私が勝手に作った団体ですが、
走友会なんて月並みな名前なんて付けていません。
ただ会員はまだ1名、私だけです。
どうですか?
一緒に「夢に向かって」走りませんか・・・。
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