タートルマラソン
40回も続く伝統のマラソン大会に出場してきました。
場所は北千住から歩いて10分ほどの河川敷。
都心から30分もあればいけることから、超人気の大会です。
ここ数年の参加者は1万人も超えます。
名前の通り、「タートル」(亀)のようにゆっくり走ろう!」
という健康増進の目的で開催されたマラソン大会らしいですね。
パンフレットには、「あまり無理して走らないで」
と書いてはあったのですが・・・。
ただやはり河川を走る大会は単調ですからね。
北千住から荒川を遡って、赤羽近辺まで走っての折り返しです。
「何だ!赤羽マラソンの逆回りか・・・」
本当にそうなのですね。
でも人数が実に多いのです。
参加者の希望タイム順にAからEまでの5クラスに分かれます。
不遜にもBクラスへ。
前半はそこそこのペースで快調に走ります。
キロ6分ペースのまあまあの走り。
でも折り返しくらいから、「異変」が起こります。
お昼近くなり、急速に気温が上昇してきたのですね。
気温は28度くらいだったらしいのですが、
雨上がりのところで湿度も高く、非常に蒸し暑いのです。
河川敷のコンクリートの上では体感温度30度くらい。
しかも日差しがものすごくきつい。
自分だけではなく、全体のペースがガクッと落ちてくるのが分かります。
そのころになってようやく事態が分かってきました。
まず救急車が一台コースの中に入ってきました。
「熱中症」で倒れるランナーが続出してきたのです。
数人倒れている人を見ました。
12キロ過ぎてから、歩き出す人も増えました。
もうレースなんかあきらめている人も・・・。
たくさんのランナーが倒れていたようですが
でも懸命にスタッフの人たちが頑張っていました。
こんな大会初めてだったのですが、
マラソンをなめていたらとんでもないことが起こりますね。
一応歩かずにゴールできましたが、今シーズンワースト。
正直先週の30キロよりはるかにキツカッタのです。
翌日新聞で見ましたが、なんと23人も!熱中症で病院に運ばれたそうです。
でも暑い中必死に応援してくれた、地元中学生と高校生、
やはりスタッフの方々の努力に心から敬意を称します。
「頑張ってください!」ってペットボトルの水を
頭から水かけてくれた中学生。ありがとう!
きつかったけどまた来年も挑戦します!
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