海外進出の勧め
昨日ご紹介した会計士の方は、香港を拠点に海外展開されています。
どうして香港か分かりますか?
これは勉強になりましたね。
まず場所的に中国、台湾、ベトナムにも近いし、
東南アジアの拠点に相応しいところです。
でもそれよりももっと重要なことがあるのです。
「香港の税制」
です。
まさに「タックスヘイブン」なのですね。
まず法人税が安い。なんと16.5%!です。
中国やベトナムの25%に比べても安いし、日本の税率30%なんて
とんでもないですね。
先日税制改正が先送りになってしまいましたが、
どうして法人税税率を5%下げようとしたか、これでもうお分かりですね。
これでは、日本の企業がこのままの税率では、
世界へ出て行ってしまうからなのですね。
「タックスヘイブン」をもっというと、香港は事業税、住民税がなく、
しかも消費税がないそうです。
もうこれを聞いただけで香港に拠点を移したくなりますからね。
日本の税制がこのままで消費税が10%になったら、
日本でいくら頑張ってもおカネが残せないのでは
と誰でも思ってしまいますよね・・・。
講習会で勉強して知ったことですが
個人の所得税の最高税率は15%なのですね。
日本の税率は40%ですからね。
もっといえば、相続税も贈与税もキャピタルゲイン課税ない。
個人で起業し蓄財し、子孫にカネを残すには
香港しかないですね・・。
あと香港では交際費は全額損金に算入されます。
日本では600万以上は課税ですよね。
また欠損金も無期限に繰り越せます。
日本では7年間だけです・・・。
いろいろ聞いてくると、本当に日本で税金で苦しめられている
高額納税者の方は、香港に拠点を移したくなるはずです。
どうでしょうか。
私とご一緒に香港に会社でも作りませんか・・・。
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