電子申告でエコ!
少しユニクロ・ネタで熱くなりすぎたので、久しぶりの業界ネタ。
4月に
「大震災を契機にすべて電子申告にします!」
と宣言してから早3ヶ月。
おかげ様ですべての関与先、顧問先から電子申告の同意書をいただきました。
よって、「電子申告100%」の事務所となりました。
もう税務署が聞いたら泣いて喜びそうなお話ですね。
でもやはり税務署のためというより、世の中の変化に対応していくためです。
大震災以降、電子書籍が伸びているそうですね。
何かをきかっけに人々の思考が変わっていくことはよくあることです。
毎朝思うのですが、新聞を読み終わるたびに、大量のゴミを排出しています。
何とかならないかと思いますからね。
大手新聞が電子版を開始しだしましたからね。
今後ますます世の中の「電子化」が進むでしょう。
印刷業界は紙業界は死活問題なのかもしれません。
でも厳しい意見かもしれませんが、大きな時代のうねりの中で、
自ら生き残りを考えていくべきなのでしょう。
我々税理士業界も古い体質?に拘らず新しい文化を取り入れなくては
生き残れない時代のように感じています。
三月に被災地だけでなく、東京の事務所でもパソコンが倒れてデータが
無くなって困ったというお話を結構聞きました。
三月以降、毎日バックアップデータを自宅に持って帰っている
「神経質な税理士」も知り合いに実際にいます。
東京の事務所が、今後津波で流されることは多分ないと思いますが
地震や火災でデータがなくなることも今後想定していかなくては
いけないのでしょう。
そう考えると紙ベースで保管しておくことに
それほど意味があるとは思えなくなってくるのですね。
今年から、お客様すべてにPDFで申告書や決算書、総勘定元帳まで
お返ししていくサービスを始めました。
事務所側でも保管しておきますが、お客さん側の保管の問題はこれで
かなりクリアできるはずです。
一方で電子申告の便利さを実感してきました。
現在、1月から6月までの源泉税の納付(これを納期の特例といいます)の
手続きをしていますが、電子申告で「超簡単」なのですね。
昔は、税金が出ない方でも、納税額ゼロの申告書を税務署にわざわざ送りつけて、
返信封筒までいれて戻していました。
今年からワンタッチでオシマイ。切手も封筒もいらない!まさにエコ!!
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