もしドラッカーが囲碁を打ったら
これはご存知ですね。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」
の完全パクリですね。
この本は今から1年以上前にこのブログで取り上げたのですね。こちら
そのときはそんなに売れると思わなかったのですが、
なんと大ベストセラーになってしまいました。
AKBが主役で映画化もされるそうですね。
これは都立程久保高校の野球部のマネージャーであるみなみちゃんが
ドラッカー理論により甲子園に出場するという「涙のスポコン物語」!?
ドラッカー理論と高校野球というミスマッチが良かったのですね。
それなら、ドラッカーと囲碁の方がはるかに自然です。
少し「独創的」に解説してみましょうか。
ドラッカーの理論では、「マーケティング」と「イノベーション」が重要です。
「マーケティング」のためにマネージャーのみなみちゃんが、
程久保高校野球部を一つにしようと、
野球部全員に会って話を聞きましたね。
ドラッカーのいう「マーケティング」とは結構難しい理論では
ないかと思うのですが、日本語でいうと「マーケット」とは「市場」ですから
市場調査ということでしょうか。それから発展的に「顧客創造」なんても
訳されていますね。
では囲碁で言うとどうなるか?
「形勢判断」
なのですね。
もっとカッコイイ言い方では「大局観」でしょうか。
囲碁は常に「勝っているか負けているか」読む力が要求されます。
もっと言えば、「相手の力を見抜く力」も。
マーケティング=大局観と訳せないですかね?
では「イノベーション」はどうか。
ドラッカーの経営学ではこの「イノベーション」も重要ですね。
独創的なやり方で他社を圧倒する。これができたら経営的に有利であることは
誰でも理解できるでしょう。
マネージャーのみなみちゃんは、常識的な野球では絶対ありえない
「ノーボール・ノーバント」作戦という「イノベーション」を行いましたね。
では囲碁では?
囲碁の必勝法は「局面で最善手を打ち続けること」です。
当然相手が気がつかないような最善手ですね。
イノベーション=最善手・独創手ですね。
どうでしょうか。
「もしドラッカーが囲碁を打ったら」
きっとこれも映画化されますかね・・・?
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