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2011年6月16日 (木)

ユニクロ帝国の光と影 その3

「ユニクロのアルバイトは軍隊のような厳しさがある・・・。」
これは結構驚きですね。

アルバイトの行動がすべてマニュアルに書いてあり、
こうやりなさいという指示ではなく、
必ずこうしなければならないという命令なのだそうです。

「それはマニュアルに書いて無いので出来ません。」
ということがないようにすべて書いてあるのですね。
今の若い人なら本当にそう言いそうなことですよね。
ということは、自分で判断して、自分で行動することができなくなると
思いませんか。

ここで以前ブログで取り上げた、星野リゾートの社員教育法を思いだしました。
星野リゾートは自分達で考え、自らの「気づき」を大事にしていましたね。
この点大きく異なります。

例えば、ユニクロではアルバイトは、「ユニクロ以外の服を着てはならない」
そうです。マニュアルにハッキリ書いてあるそうです。

でも、これは当たり前のことと言えますよね。
トヨタのセールスマンが、日産の車に乗って営業には絶対行かないですね。
どうやってトヨタの車を販売したらいか、お客さんにアピールするには
「この新車は私も乗っていますが、・・・がいいですね」
と言うに決まっていますよね。
日産に乗っているトヨタのセールスマンから(そんな人はいないでしょうけど)
絶対にトヨタの車なんか買いませんからね。

ユニクロのアルバイトでも、どうやって自社製品を売ったらよいかを
考えれば、多分それに誰でも思いつくと思います。
でもそれをマニュアルに書かないと、ユニクロのアルバイトは気がつかないで
他社ブランドを着てしまうのでしょうか。
「それはマニュアルに書いてありません。」というのか、
そんなことを考えない人をアルバイトに雇っているのでしょうか。

さらに、ユニクロのアルバイトの時給は900円からだそうです。
ずいぶん安いと思いませんか。上がっても1150円なのだそうです。

これは大変ですね。
さらに恐ろしいデータが載っていました。
2005年の内部資料で、一年間で辞めたアルバイトは73%で、
半年以内には46%は辞めてしまうそうです。
時給900円で、今時「軍隊並みに」こき使われたら、
若い人は持たないのでしょうね。
ユニクロの標準店舗の人員40、50名のうち、店長と店長代理のみ2名が
正社員であとはアルバイトだけなんだそうです。

確かに労働集約型のアパレル産業においてアルバイトの戦力化は
至上命題であることは認めます。でも
どうこの「マニュアル経営」がユニクロの弱点のように私は感じ出しました・・・

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