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2011年6月14日 (火)

ユニクロ帝国の光と影 その1

ユニクロ・ウォッチャーの私としては発刊されてから気になっていた本でした。

Photo_20

一年半ほど前しつこくユニクロ・ネタをアップしましたからね。
そのときの結論は
「ユニクロのSPA『製造小売業』は確かにすごいと思いますが、
この戦略では売上5兆円は到達できないと思います・・・」
ということを、「僭越ながら」書いたと思います。

予想通りといったら、大変失礼ですがユニクロは失速しているのですね。
震災後どこも失速しているので、一概にユニクロだけとは言えないとは
思いますが・・・。


この本を最初購入するのをためらったのは、「週間文春から依頼されたから」と
巻頭に書いてあるからなのですね。
要するに「週刊誌ネタ」=「ゴシップ記事」ではないかと思っていたのですね。
まずこの表紙が怪しい色ですよね。
しかも題名からしていかにも「週刊文春的!」ですね。
「影」というのはだいたい予想つきますからね。
「安売りの理由は・・・だ!」みたいな。
「アルバイトを低賃金で雇っているのではないか」とか、「中国の労働者を
こき使っているのではないか」、なんてゴシップ記事ということでしょうか。

どうも週刊誌的で、ここに取り上げるほどでもないと思っていたのですね。
ところが買って読んでみて驚きました。
この著者は、わずか1年ほどでユニクロに関して書かれたあらゆる文献に
目を通して研究しているのですね。
単なる雑誌記者とか評論家とは違うのは、それを検証しているのです。
実際に柳井社長に取材に行っていますし、発祥の地の宇部や
国内のユニクロ店、中国でのユニクロの製造工場まで突撃取材しています。

私もユニクロ・ウォッチャーとして、
「ユニクロは実際・・・ではないか」
と思っていたことがズバリ書かれているのですね。

それと何よりも参考になったのは、ユニクロのライバルとされる
スペインのZARAまで行って取材しているのですね。
ユニクロとZARAの比較は実に参考になります。

ここに、震災不況を脱する「処方箋」を見つけたと私は思うのです。
ユニクロなど大企業に対抗して中小企業が生き残る術です。
日本がダメだから安易に海外に出ればよいというだけでもなさそうですね。

しばらくご紹介していきましょう。

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