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2011年4月13日 (水)

「フリー」(クリス・アンダーソン) その2

大震災のあとの日本経済。
本当に心配ですね。
消費は冷え込むことは間違いないと思います。

価格を安くしても売れないものは売れない・・・。
どうしたら売れるか。
「タダ」にすれば・・・。
これこそまさに「フリー」
しかし、「タダ」では儲からないですよね。
営利を追求するのが企業ですから。当然ボランティアではありません。
この矛盾をどうやって解決するか?
そこにこの「震災不況」を突破する処方箋があると私は思うのです。


この本はかなりボリュームがあります。
4回読み返しても分からないことも多いし。
前半の「フリーの経済学」なんて正直よく理解できません
だいたい今まで経済学者が研究さえしたことないらしいですから。

フリーの経済(つまりモノをタダで配って販売促進すること)は
今から100年以上前まで遡るらしいです。
ゼラチンを売るために、「レシピ本」をタダで配ったこと。
使い捨て剃刀をタダで配ることで、剃刀の替え刃を売ったこと。
これが人類最初のフリーだと説明がされています。

要するに
「あるものをタダで配ることで、別の需要を生み出すこと。」
これがこのフリーの経済効果なのでしょう。
タダそのものは儲からないはずですが、
タダということを「エサ」に別のものを売ることですね。
これはまだ人類史上わずか100年しか存在しない
販売手法なのでしょうね。

マクドナルドから「タダ」のコヒーチケットをもらって、
ハンバーガーとポテトをつい注文してしまう。
携帯電話をタダであげて月々の使用料を取る。まさにこれですね。

このあたりは皆分かるのでしょう。
でもこの方は「Webの権威」なのです。
やはり着眼点が違うのです。

20世紀のフリーと21世紀のフリーはまったく異なるのだと。
ここが難しかったところですが、経済事情が違うのだと。

「20世紀はモノの経済である原子(アトム)経済で
21世紀は情報通信の経済であるビット経済」

よってフリーの性質も違うと主張しています。

昨日タダのブログのお話をしましたが、
最近京都大学のカンニング事件がありましたね。
あれで「Yahoo智恵袋」がかなり取り上げられましたね。

まさにあれもタダ=フリーなのです。
ブログやYahooなど情報通信の世界ではフリーの意味するところが
ちがうのですね。
ではYahoo智恵袋で誰が儲かっているのでしょうか?


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