早くも1週間
激動の1週間でしたね。
でも、ものすごく長く感じられました。
本当に人生観の変わるようないろいろなことがあって・・・。
そんな中、お客様から昨日本当にうれしい連絡がありました。
5日間まったく連絡が取れないでいた
被災地にいるご両親の所在がやっと分かったというのです。
テレビやマスコミで報じられるようなお話ですが、
それを目の当たりにしました。
本当に心配していました。
ご本人の気持ちを察したら
とても尋常ではいられなかったでしょう。
「良かったですね・・・」
もう、それしか言葉が出ませんでした・・・。
また今月決算のある方から、こんなメールももらいました。
「当日たまたま長野にいたので、難を逃れました。」
守秘義務があるのでその方の職業を明かせませんが
全国を津々浦々移動される商売です。
その日に、岩手県や宮城県にいても何の不思議のない方
だったのです。
それを思うと、たまたまご商売の都合で、偶然にも被災された方も
きっと多いのでしょう。
最後にショッキングなことをアップしましょう。
一週間後の今日あの時間帯に、あの『九段会館』で
東京税理士会の研修が行われている予定でした。
九段会館はわずか1000人あまりの定員の会館です。
東京税理士会の会員は2万人近くいて、そんな会場を使っていたら
大変だと思いますよね。
いつも入りきれないほど大盛況でした。
2階の観覧席まですべて一杯で、立ち見も出ます。
それどころかロビーや廊下でマイクの声だけ聞く人まで。
それを見越して、スタッフの方はパイプ椅子を
当然のようにたくさん用意していました。
でももしそんな状況であの災害に見舞われたら、
もっと死傷者が出ていたと私は思います。
消防法などの関連法規は知りませんが、
通路に補助椅子が多数出て、まったく逃げ場がない状況です。
「もしそんな状況だったら・・・」
「私がもしその場にいたら・・・」
あまりに恐ろしいので考えたくもありません。
ただ当然のことながら、本日行われる予定の『九段会館』での研修は
中止となりました・・・。
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