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2011年3月25日 (金)

寄付金を集める究極の法

最近多い質問です。
「寄付した場合の税金はどうなのですか?」

毎日テレビ見ていると思いますよね。
「何か支援物資送ってあげたい。」
「どうにか力になりたい。」

親を亡くして悲しみにくれる子供達を見るたびにそう思います。

各テレビでも寄付や募金やっていますね。
ぜひ寄付して欲しいところですが、
実際にやってみると分かるのですが、
「領収書の欲しい方は電話ください」
となっていますね。
もしくは、ネット上でやってみると結構その手続きが面倒です。

税務的な、「寄付金控除」は個人でも法人でもその募金をしたという
証明書(控除証明)が必要なのですね。
ということは、街頭の募金に応じた場合はまず控除証明が
もらえないということになるのですね。

しかもとたいていのところは
「領収書(控除証明)は数ヶ月かかります」そう提示しています。
ややこしいのは「日本赤十字を通じて」というような
「代理した」場合ですね。
控除証明が発行されないケースもありそうです。

こういうことをいうと不謹慎ですが
正直、あやしげなNPO団体も出てきているように思えます。
営利目的といったら失礼でしょうけど
あの「日本赤十字」すら、運営費として2割くらいが使われるのも
今話題になっていますね。

自分の善意をすべて、あの悲しみにくれる子供達に確実に届いて欲しい
そう思いませんか。

何を信じていいのか分からなくなる今日この頃ですね。
税理士会や会計士会が率先して、PNO団体を立ち上げるのはどうでしょうか。
もちろん、監査を厳格にしてすべてをディスクローズする・・・。

でももっと究極なことも言いましょうか。
税務署が直接寄付金集めればいいのですね。
寄付したら即時に控除証明書を発行するような仕組みです。

「公務員に勤務中にそんなことをさせるのか!」

という反論がくるのなら、いい方法があります。

e-tax(電子申告)で寄付金を集める仕組みを作ればいいですね。
納付と同時に寄付もできる。
それで即座に還付される仕組み。
2月決算でも3月決算でも申告期限前なら控除でるような
仕組みです。
これから、個人の消費税や所得税の納税、法人の3月決算の納税も
あります。
その支払う税金が、あの悲しみにくれる子供達に渡ってほしいと
本当に思いませんか。

どうでしょうか。
これで本当に「いいータックス!」

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