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2010年7月 1日 (木)

星野リゾートの教科書 その2

私のブログで「経営に役立つ本」ということで何冊も紹介しています。
「本を読んだだけで、本当に経営に役立つのか!」
そんな反論も一方ではあるかとも、内心思っていたのですね。

でも、この本に出会ったことで、まさに「本は経営に役立つ」と
強い自信が持てました。
星野社長は、「経営判断を誤るリスクを最小限にしたいから」
本を読むそうです。

『企業経営には経営者個人の資質に基く「アート」の部分と
論理に基く「サイエンス」の部分がある・・・。』

ここは「なるほど!」と思いました。
今まで数多くの経営者にお会いしてきましたが、
多くの経営者は個性的です。
だからこそ組織に馴染めず、独立開業したんだと理解できます。
でも「アート」といういわば職人的なセンスだけでは
やはり実際の経営では息行き詰ることも
目の当たりにしてきました。
企業経営を「サイエンス」ととらえ、一方で論理的思考も必要なんだと
星野社長から教えてもらいましたね。


囲碁には「定石」というものがあります。
星野社長はこの囲碁の定石にたとえています。

私は囲碁を多少たしなむので良くわかるのですが、
(囲碁暦40年!7段!すいません。またプチ自慢・・・)
つまり、ここでいう教科書の経営と同じものだといっています。

「定石を知らないで経営するのと、定石を知って経営するのでは
正しい判断に差が出る。」

ここは、実に良く分かりましたね。
囲碁を勉強する時に、まずこの定石を覚えます。
私も小学生の時(!)囲碁の手ほどきを受けましたが、
とにかく定石をまず覚えさせられました。
定石を覚えることで、石の形(これを手筋といいます)を知るのです。
厳密では理屈の世界かもしれませんが、
何度も繰り返し覚えることによって
その石の形から囲碁の打ち方を自然と学ぶことができるのです。
逆に定石を知らないで囲碁を打てないとさえ思います。

そういう意味では、会社の経営者、定石である「経営学」と
いう「サイエンス」を学ぶ必要があるのでしょうね。
これは勉強になりました。
星野社長は

「定石を理解していることで、思い切った経営判断に勇気を持って
踏み切るきっかけを与えてくれる」

これは囲碁をやったことのある人ならよく分かるたとえでしょう。
ではその経営の定石をどうやって覚えるか?
これが大事なのでしょうね。
経営の「定石本」の選び方まで紹介しています・・・。

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