もし、中小企業の経理部長がすべてハケンだったら
先週からハケン・ネタをアップしています。
「特定派遣」の免許を取ったと(正確には届出をした)とアチコチで
言いふらしています。
これはニーズがありそうですね。
顧客の欲求からスタートするマーケティングです。
(お得意のドラッガー理論ですね)
「それはいいね。ウチも派遣してよ。」
数社から言われました。
どんな会社でも、「経理の人の問題」は悩んでいるのですね。
会社設立したばかりで、事業基盤がまだしっかりとしていないうちは、
社長兼、営業部長兼、総務部長兼、経理部長・・ですからね。
要するにどこも全部自分でやらなければならない。
その段階で会計事務所に依頼する場合もありますね。
いわゆる「経理代行」です。
さらに会社がもっと成長してくると、経理専門の方が必要に
なってきます。
毎月の請求事務や支払、給与計算などなどいろいろありますからね。
でも人を抱えると当然ですがコストがかかります。
今まで会計事務所の存在意義はそのあたりに
あったのでしょう。
でもある程度の規模を越えてくると
経理担当者をおかざるを得ない状況になってきます。
でも、やはり間接部門を増員すると、営業部門と違って
収益を圧迫してきますからね。
そこで、経理をアウトソースするニーズがでてくる訳です。
かなりの規模の会社でも、そういった経理、人事を外部スタッフに
任せているところも今多いですね。
それと給与の内容など社内に見せたくないというニーズも
現実には結構あるのです。
そこで、このアウトソースを、会計事務所ですべて請け負うのです。
ここで「特定派遣」を使って、人材まで・・・。
これドラッガーのいうところのイノベーションではないでしょうか!
経理代行の進化形。
ドラッガーもビックリ。またシンネタですね。
先日取り上げたベストセラーの「もしドラ」に対抗できますかね。
「もし、中小企業の経理部長がすべて会計事務所のハケンだったら・・・」
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