特定派遣の新規届出!
「特定派遣の新規届出はどうやるのですか?」
「特定派遣の新規届出にはいくらかかるのですか?」
本当に最近よく聞かれるお話なのですね。
よい機会なので人材派遣業について真面目に勉強してみました。
まず人材派遣の届出には、「一般派遣」と「特定派遣」があるのを
ご存知でしょうか。
まずこのあたりから知っておくことですね。
これも勉強になりました。
「一般派遣」とは、いわゆる派遣会社、テンプスタッフ、スタッフサービスなど
総合人材派遣業がありますね。
そういうところに、仕事が欲しい方は登録してそこから紹介してもらいますね。
これは一般的に「ハケンの仕事」で想像つくでしょう。
つまり、仕事が決まる前に登録するわけです。
仕事が決まってはじめて雇用関係が生まれるのです。
派遣会社としては、無駄な人件費を払わなくて良い訳です。
仕事がなくなれば雇用関係は解消されます。
働き手としては、この不景気に少し不安定な雇用関係といえるでしょう。
ここがまさに「派遣ビジネス」なのですね。
ということは監督官庁は、「キチンと真面目にビジネスやってくれるか」
当然届出の際に厳しくチェックします。
そのあともキチンと監督されます。
それに対して、「特定派遣」とは、仕事の欲しい方はまず派遣会社と
雇用関係を結びます。
その雇用関係を継続したままで、別の派遣先に就業することに
なるのです。
ということは仕事があってもなくても、「給料」は払わなければ
ならないのですね。
ここが最大に違うところです。
長期間雇用が継続して安心して勤められる訳です。
ではその「特定派遣」の届出申請は、「一般派遣」と比べては割と
簡単にできるようです。
調べてみればみるほど、「これはやってみよう!」
そう思ったのですね。
最近、経理担当者の採用をよく頼まれます。
人材派遣会社を紹介したり、まさに面接に立ち会ったり・・・。
それなら、いっそ私が人材派遣会社になってハケンしたらどうなのであろう?
まさに考えていたことでした。
税理士事務所が人を雇用して経理担当者としてハケンする。
これはアリ!だと思うのです。
しかも、今非常にニーズがあるお話なのです。
そこで私が「ピンハネ」して儲けるのではなければ、(正直なお話です)
会社としてその分安く、実質的に雇用できることになるのです。
ドラッガーではないですが、
「顧客の欲求からスタートするマーケティンング戦略」です!
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