iPadと本のPDF化ビジネス
まだまだつづく iPadネタ。
話題のiPadですが、やはりもう新ビジネスが出てきているようですね。
iPadで本が読めるようになるのはご存知の通りです。
本の出版形態が変わってくるようです。
でもすでに出版されている本も、iPadで読めたら便利ですよね。
本をPDF化してiPadで読めるようにする新サービス。
あるベンチャー企業が、一冊100円でPDF化してくれるそうです。
しかもスキャンしていらなくなった本は処分までしてくれる。
面白いところに気がつきましたね。
読書家の方は本の置き場所に困りますからね。
読み終えた本など、捨てる前にすべてPDFにしておけば
「捨てなくて良かった・・・」
ということもあるでしょうから。
でもこれ皆不思議に思うのでしょうけど
「著作権はどうなるの?」
ということですね。
結構ネット上で議論が出ているみたいですね。
一応法的にクリアしてやっているみたいですが、
このビジネスが拡大してきたら、本当に出版業界は大打撃を受けるのかも
しれません。
著作権の保護から、当然ながら入手したPDFをネット上に公開したり
営利目的で譲渡はしてはならないというのはお分かりだと思います。
でもそれを防ぐ手段が何も議論されないまま、見切り発車的に
拡大してくるのではないでしょうか。
今は100円ではなく、1冊90円のところが出てきたみたいです。
利用者側としては安いサービスが出てくるに越したことはないのですが
いろいろ「頭を使って」新サービスを考える人がでそうですね。
新刊本をPDFで購入して皆でシェアしたら・・・(!?)
またPDFをテキスト化するソフトがあるのご存知ですか。
出版物をすぐPDF化して、それをすべてテキスト化しておけば
誰でも本を書けるのではないかと思いませんか。
似たような本を何冊かPDF化して、つなぎ合わせれば
すぐ本なんか書けてしまいます。
大学生だったら「卒論対策に」数十冊関連した本をPDF化して
つなぎ合わせたら、誰でも立派な卒論ができてしまう・・・。
私も一応作家の一人して、かなり危惧はしております・・・。
ただiPadにより新しいビジネスが出てきているのは現実です。
このビジネスはスキャナーを大量に購入すれば誰でも簡単に
できてしまうはずです。
法的に問題視されるまで流行るかもしれません・・・。
度胸のある方。やってみませんか?
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