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2010年5月24日 (月)

NHKドラマ「チェイス国税査察官」 その4

やはり「火曜サスペンス劇場」みたいに終わってしまいましたね。
でもドラマとしては非常に面白かったです。
江口洋介とARATAの演技力、迫真のカラミなど
また麻生久美子さんなど脇役も良かった・・・。

サスペンス劇場なら、最後は東尋坊が出てきて、断崖絶壁の場所で
決闘をやって、そのあと涙ながらの種明かしを・・・。
という「お決まり」があるのでもなく、
予想した「水戸黄門」の格さん助さんが、お決まりの国税庁の「印籠」だして
成敗するのでもなく、
それをまったく裏切るエンディングでした・・・。
本当に意欲的な作品でしたね。

肝心の税務スキームなんてお話はどこか吹き飛んでしまいました。
ただ予想通り、犯人は死んでしまいましたね。
あのまま5000億円をスイスの口座に移し変え黙っていたら
本当に完全犯罪が成立してします・・・。
そんな「脱税のススメ」みたいなドラマは、
やはりNHKとしてはできないのでしょう。

最後に、いまさら「ツッコミ」しても、し方がないのでしょうが、
一度「多摩税務署」に異動した主人公が、なんでまた
9階(査察実施班)の「ガサいれ」のリーダーになっているの?
というところでしょうか。
まあ細かいところはいいのでしょうね。


ところで、犯人の母親役で歌手のリリイが出ていましたね。
オジサンなら誰でも知っている歌手ですね。
30年以上も前ですが、大ヒットした曲「私は泣いています」を
ご存知ですか?

「私は泣いています♪ ベットの上で~♪」


でも、国税査察官が打たれて死にそうになったり、
天下のNHKのドラマで、国税の方を「犬」呼ばわりしていたのは
どうだったのでしょうか?
国税査察官の方々の苦労はよく分かったのですが
このドラマの中で描かれていた査察官が、
正直現実と違いすぎて、少しかわいそうでしたね。

「査察官も泣いています♪ NHKのせいで~♪」

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