私の独立開業日記 その18
変革の3ヶ月目
開業2ヶ月目で大きな試練を味わった私はついに変わりました。
結果的に変わらざるを得なかったと言うのが正しいかもしれません。
よく私が申し上げる新規開業の「3日・3月・1年の法則」の、
ついに節目の月を迎えることになります。
開業にあたって自分の描いていた夢が、
それなりに甘いものだと知らされました。
なぜこれほどまで自分の予想と食い違ってきたのか
素直に反省しました。
ここで私のとった行動は、一般の独立開業の方と異なるかもしれません。
でも真実はここにもあると思って読んでみてください・・・。
何をこれからするのではなく、とにかく
「信頼される税理士になろう!」
まず意識を変えることからスタートしました。
税理士という職業柄、こんなことは当たり前のことかもしれませんが、
あの親しい社長からの一言で変わりました。
そこでまず、基本姿勢から変えました。
それで「税理士バッチ」をどんなときにも身につけることにしました。
ところで「税理士バッチ」というのを見たことがあるでしょうか。
これです。
弁護士バッチというのをよくテレビドラマなんかでも弁護士がつけていますね。
あのいわゆる「金バッチ」です。
金メッキがはがれないと新米弁護士と見られるらしく、わざと汚してから
身に着けるということを聞いたことがあります。
実は税理士にもこんなバッチがあるのです。
最初から「くすんでいるので」新米でも同じですね。
でも、ほとんどの税理士が身に着けていません。
どうしてでしょうか。
かっこ悪いとか、税理士であることを他人に教えたくないのでしょうか。
これも、業界内の内緒のお話なのですが、
よく税理士会での会合の際に、「バッチ検査」みたいのがあります。
「税理士としてバッチを付けていますか」という確認検査です。
それだけだれも身に着けていない事実の裏返しでもありますね。
昔小学校の時に「持ち物検査」ってあったでしょう。アレと同じです。
いいお歳をした大人が本当にお恥ずかしいお話です。(内緒)
でもここで、私はバッチを身に着けることによって
「真の税理士となろう」本当に思ったのです。
私はそれ以降どんなときにも身に着けています。
お客さんと歌舞伎町(!?)で飲んだときにでさえ必ず身に着けています。
税理士であるという「責任」と「誇り」を常に身に着けるために・・・。
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